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コラム
四国の企業倒産 / 2010年10月度
2010年11月12日
東京商工リサーチから倒産状況が公表された。
2010年10月度の四国地区の倒産状況は・・・
倒産件数は20件であり、前年同月が46件であったことや前月が24件であったことを考えると、
ここ10年間の中でも倒産件数が少ない落ちついた月だったと言えよう。
負債総額も10月としては、過去10年間で最も少なかった月となった。
倒産の沈静傾向は続いている。
特に建設業の倒産件数は全国的に減少をしている。
倒産抑制の背景は・・・
緊急保証制度と中小企業金融円滑化法の効果であろう。
業績が回復されているわけではないが、資金繰りが緩和されていることが大きな要因であろう。
四国地区内でも・・・
円滑化法(モラトリアム法)の申込件数が2万5千件に達しており、
そのうちの2万件が返済猶予を受けている状況である。
最近では・・・
円滑化法を受けていながら倒産、などというケースも見え始めている。
金融機関に、経営改善計画書の提出や、進捗状況による見直しを終えていない中小企業も多い。
年末に向けての資金需要が高まる中・・・
企業倒産の件数増加は避けられないような状況になりそうである。
補正予算の執行はいつになるのか?
地方の基幹産業である建設会社に仕事が無い状況である。
尖閣諸島だ、APECだ、TPPだ、そんな間に地方の中小企業は経営難を迎えつつある。
春まで耐えなければならない・・・
今から戦略を練り戦術を実行して、会社は生き残らなければならない。
中小企業の社長の背中にのった責任は大きい。
止まっていても・・・
固まっていても・・・
会社は何も良くはならない。。。
動かなければならない、進まなければならない、
そして、会社と従業員と家族を守らなければンらない。
また厳しい時代が・・・
すぐそこに訪れてきている。。。
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