道路面に窓がない家⑯~防犯について補足

鈴木敏広

鈴木敏広

テーマ:住宅の変化

道路に窓を付けないことが防犯になることは⑤や⑥に書いたように間違っています。

私は新築住宅の設計するときに、初めに外構工事の設計をします。施主さんと話をして門や塀、駐車場のスペースなど必要なことを決め、住宅を建てる場所を決めてから設計します。初めから塀、門の位置も決めているのです。もちろんお金の問題はありますから、工事はしないかもしれませんが、計画しておかないと困るのは施主さんだからです。新築の見積もりを出すときは外構の図面と概算見積を渡します。

敷地が狭い場合は無理なこともありますが、塀にインターホンとポストを付けます。こうすれば鍵をもっていない限り、玄関戸の前に許可なしに来る理由はありません。門を開けて勝手に入ってきたらその人は侵入者ということになります。門のあたりは室内から見えるようにしています。

侵入する側から考えれば、門や塀があり、そこにインターホンがあればそこをどうやって通るか考えないといけません。その門や塀が室内から見えれば、住人の視線も気にしないといけません。

道路に窓がない家⑯

防犯やプライバシーのために道路側に窓を付けないと言う人は、初めから塀は作らないと決めているのではないでしょうか。外構工事が住宅工事の一部という考えがないのでしょう。だから、住宅だけで全てを解決しようとする。防犯に対しての考えを改めた方がいいと思います。

次回は、『使用期間を考えて作っているか2①』です。


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木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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