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都の太陽光義務化の疑問③~電力会社は発電所を減らしている

鈴木敏広

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テーマ:新聞、雑誌等の記事から

太陽光などの再エネが増えたため、電力会社は古い火力発電所などを休廃止しています。晴れて太陽光発電すれば火力発電は動かさなくてもいいのですから、こんな効率の悪い設備を維持する理由はありません。まして、古くなったから建て替えて新しい発電所を作ることはしません。

電気は貯めておくことができませんから、使う量=作る量の関係を維持しないといけません。ですから、太陽光パネルのように日によって発電したりしなかったりする設備だけでは安定して電気を供給できないのです。

都で太陽光パネルを義務化するのなら、増える太陽光発電と同じ量の発電所を用意しないといけないことになります。

太陽光義務化③

CO2削減のために太陽光パネルを義務化し、増えたため3月のようなことが起きて凍えて亡くなる人が出たらどうするのでしょうか。計画もなしに太陽光パネルを義務化するのは間違っていると思います。

次回は、『都の太陽光義務化の疑問④~2020年度の賦課金は2.4兆円』です。


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鈴木敏広(一級建築士)

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木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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