相見積もりのムダ2①～メールの相談

2021年10月26日

テーマ：見積り

コラムカテゴリ：住宅・建物

マイベストプロを通じて相談がありました。このコラムではこの相談者を仮にAさんとします。Aさんにはやりとりをコラムのすることを了解してもらっています。

Aさんの住宅は以下のような状況です。
建物は築約60年、70坪、平屋
数年前の地震の時に雨漏りがあり、その時は今までずっと来ていた工務店が修理した
現在、漏っているところは別の場所
樋から雨が漏れている
雨漏りするため屋根の葺き替えの見積もりをお子さんに言われ3社(今まで来ていた工務店は入っていない)に依頼した
3社の中に今まで修理に来ていた工務店が入っていない理由は、数年前の地震の時の修理の金額が高いと3社に言われたため
3社のうち2社は金属屋根、1社は瓦屋根

3社の見積もりは出たものの、どの業者にすればよいか決められず、どうすればいいかわからないときに私のコラム「相見積もりのムダ参照」を読んだようでした。メールには「ご指摘のように相見積もりが無駄です」と書いてあり、3社の見積もりを見てもご自分では判断できないことで相見積もりを無駄と感じたようです。

コラム「相見積もりのムダ」に詳しく書きましたが、建築工事を知らない人では見積もりを見て判断できないと思います。見積もりには専門用語が多いため、用語が分からなければ内容は全く分かりません。だから相見積もりは時間のムダなのです。

次回は、『相見積もりのムダ2②～私の返信』です。

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