熊本地震の記事から①~耐震係数低く
6月18日朝7時58分、大阪府北部を震源とする震度6弱の地震がありました。この地震で高槻市の小学校のプールの塀が倒れ、通学中の四年生の女の子が塀の下敷きになり亡くなりました。
朝、出校してくる他の生徒に声をかける「あいさつ運動」のために一人だけ早く出校したため遭ってしまった事故でした。
自然災害で亡くなることは誰にも起きることですが、ここを通りなさいと学校で教えられた本当は安全なはずのグリーンゾーンを歩いていての事故でした。そして倒れたブロック塀の工事は、大きな地震に耐えられるような施工ではなかったことが明らかになりました。学校の塀が老朽化ではなく欠陥工事だったため起きた事故ということです。
事故の原因が分かるほど亡くなったお子さんのことがかわいそうで、お子さんのご家族のことを考えると学校や市は「何をしていたのか」と憤っています。
この事故のニュースを見てその内容にたくさんの疑問、間違いがあると思い、このコラムを急きょ作りました。あまりにも現場のことを知らないため、このような報道がされていると私は思っています。
このコラムでは、塀が倒れたことについての報道から、何が分かっていないか、主に新聞の報道の内容をもとに書いていきます。
次回は、『地震で倒れた塀の記事から②~報道の内容』です。
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