リフォームと耐震補強⑨~柱に金物を付ける理由
以前、お客さんに
「耐震補強工事とリフォーム工事は別々の工事じゃないの?」
と聞かれました。
『耐震補強工事とリフォーム工事と同時にすれば工事費が安くなる』
私の頭の中では当たり前のことだったので、言われたことにビックリしました。
コラム「リフォームの方が難しい(コラム;リフォームのほうが難しい4~新築工事にない解体工事 参照)に書きましたが、リフォーム工事には新築工事にはない解体工事があります。リフォーム工事で解体する、耐震補強工事で解体する、同じ場所を解体するのなら、同時にすればその分安くなります。同じように解体した部分の仕上げ工事も1回でできるので、仕上げ工事も安くなるのです。
もちろん、どんなリフォーム工事でも耐震補強に繋がるとは限りません。ある程度の面積を解体しなければならないリフォームの工事の場合です。手摺を付ける工事や壁紙の張り替えのような工事ではもちろんできません。
耐震補強工事は構造体を補強するため、柱や梁、土台などの構造体が見えるまで解体するようなリフォーム工事の時だけです。
次回は、『リフォームと耐震補強②~経験談その一、診断と補助金の説明 』です。
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