「新耐震住宅でも倒壊の恐れ8割」の記事より~なぜ倒れない家を調査しないのか?②
このコラムをほぼ書き終えた頃、8月19日にTV番組で「聴竹居」が取り上げられていました。やはり、重要文化財に指定された事が大きかったかもしれません。
番組の副題は「あー気持ちいい」ですから、内容はエアコンもないのに夏に涼しい事や縁側からの景色が主でしたが、実際に子供のころ住んでいた藤井厚二の次女の方が「夏も冬も非常に快適だった。」と話していました。また、自宅ですから当然ですが、ご本人は聴竹居がそんなに考えられて造られた家だとは思わなかったらしいです。
でも私は聴竹居が本当にすごいところは、コラム「聴竹居を訪ねて⑨」に書いたように、ほとんど造ったときのまま、90年の年月を感じさせない事だと思います。周りより少し高い場所に建てて、部屋だけでなく床下の通風も考え、湿気の影響を押さえ、傷まないように長持ちすることを考えて造ったからだと思います。
次回は、「震度について①」です。
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