孤篷庵(こほうあん)を訪ねて3~忘筌-西向きの茶席
2月の終わり、念願の桂離宮の見学に行ってきました。予約しないと入れないので、一ヶ月以上前に往復はがきで申し込んでの見学です。
桂離宮は、約400年前に後陽成天皇の弟君、初代八条の宮智仁(としひと)親王が建て始め、智仁親王の子智忠親王が完成した八条の宮家の別荘です。御殿の前に大きな池を設け、その池の周りに茶屋と呼ぶ建物が建っている廻遊式庭園です。宮家が絶えたため明治16年に宮内庁に移管されました。
阪急京都線で桂駅に、桂駅から徒歩で桂川に向かって歩き、交差点を左に曲がり、右に桂川、左に笹の垣根を見て受付場所へ行きました。垣根の終わりを左に、竹でできた大きな門の横を通り受付へ、入口に20分前から手続きするとの張り紙が、あと5分ほどでした。
「11時からの方、受け付けを開始します。」と係りの人の案内で待合所の中へ、カウンター越しに髭を生やした方が予約の確認です。「OK」をもらい、椅子のある部屋に向かうと、売店とゆかりの品がガラス越しに展示してありました。
暖簾がある…、展示品の中に暖簾が入っていたのが気になりましたが、それよりも売店へ、桂離宮新御殿一ノ間の月の字型引手のチャームと写真集を買いました。写真集は50ページで500円、安い。見学中はカメラ撮影OKですから、事前に写真集を見ればいいアングルの確認ができます。
写真集を見ていたので、待合い所のTVで流れていた桂離宮の説明は見そびれてしまいました。
次回は、桂離宮を訪ねて②~表門と桂垣 です。
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