元気な老夫婦
12月3日に京都山崎の「聴竹居」に行って来ました。聴竹居は予約しないと入れませんが、年に数回ある一般公開の日が12月3日だったのです。
聴竹居は建築家藤井厚二が約90年前に建てた自邸です。藤井厚二は、自宅を実験住宅(本人が名付けたのではなく後に他の人によって名付けられたらしい)として、造って自ら住み、また造って住むことを繰り返しました。最後(5棟目)に建てたのが聴竹居でした。
聴竹居のことを知ったのは、平成25年に天皇、皇后両陛下が希望され、見学に行かれた記事を読んだからです。その後、本を買い、どうしたら見に行けるのか調べましたが、3か月前に申し込みしないといけないことでは予定が立たず、時々開かれる予約限定の日は日程が合わなかったり、予約がすぐに一杯になってしまい行けませんでした。そうしているうちに2年経ってしまいました。このままではいつ行けるか分らないと思い、土曜日でしたが、朝、仕事の段取りをして新幹線に乗り京都に向かいました。
「聴竹居→」の張り紙をたどりJR山崎駅の北側の坂を上り石段の下へ、見上げるとたくさんの人がいました。この石段の上が聴竹居のようです。石段は、右に回り玄関に向かっているようですが、樹木で隠れ玄関は道路から直接見えないように配置されていました。
石段を上がると、目の前にいた係りの方に「見学ですか?」と聞かれ、「はい。」と答えると、整理券を渡されました。整理券には「午後1時15分」の文字が、どうやら1時間以上待たないと入られないらしいです。
次回は、聴竹居を訪ねて②~東南に面した縁側 です。
---------1955年以来の信頼と実績--------------
まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
---------------------------------------------