WB工法を採用して10年 その2~1995年 二つの悩み
2005年、3月。
引っ越しを終え、すでに生活を始めているWB工法第一棟目のお施主さん(Cさん)宅を伺いました。
3月でしたが、朝は真冬並みに冷え込んだ日でした。真冬の服装の私とは対照的に、出てきたCさんはトレーナーと薄着。玄関を開けた瞬間、家の中と外の寒さの違いにビックリしていました。冬の暖かさはオープンハウスの時に経験していましたが、実際に生活してみると本当に暖かいようでした。
”真夏はどうなのだろう”と思っていた2005年夏の終わり、Cさんのお義母さんにバッタリとお会いしました。
Cさんの義母 「鈴木さん、あの家は何?」
私 「えっ!?何か問題がありましたか?」
Cさんの義母 「娘に聞いたら、あの家に住んでから夏の昼間は窓を開けていないって。窓を開けると暑い外気が入ってくるからって言うの。」
私 「そういう工法の家なのですが…。」
内心、“暑くて居られないのか”と思いましたが、
Cさんの義母 「もっとビックリしたのはこの暑さの中、2階へ上がってもムッとしないし、1階との温度差をあまり感じないって。それで窓を開けないって、なんだか考えられないわねぇ。」
私は心の中で、ホッとしました。
冬暖かく、真夏でも暑くないことがわかると、WB工法を採用して勧めたことが間違いではなかったことを実感しました。
次回は、『WB工法採用して10年 その14~WB工法の家、お施主さんの感想集』です。
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