WB工法を採用して10年 その5~余談② 逆転結露
2002年。
高性能断熱材ネオマフォームとダイライトを組み合わせた外張り断熱工法の説明会がありました。
ネオマフォームはいままでの断熱材よりも高性能な断熱材です。そのため断熱材の厚みを薄くでき、他の断熱材よりも固いネオマフォームは外壁材の固定にも安心できると思いました。
私が外張り断熱工法でどうしても納得できないこととは、地震の多い日本で断熱材の上に重たい外壁材を張れば、地震の時などにゆすられて外壁材に隙間ができないか、外れてしまうことがないだろうかという心配でした。でもこの工法なら、その心配もなさそうです。
その頃、新築を予定されていたお施主さんに外張り断熱工法の話をして施工しました。外壁下地材の固定には外張り工法専用のビスを使用し、下地材の継ぎ目を重ねるように施工したせいか、12年経った今でも外壁に心配していたクラックはありません。
しかし、工事してみると外張り工法は、どうしても施工に手間と費用が掛かってしまいます。
他の方法で内部結露を防ぎ、高断熱な住宅はできないだろうかと考えていた時・・・2004年6月『通気断熱WB工法』の説明会があったのです。
次回は、『WB工法を採用して10年 その8~2004年6月、WB工法説明会①』です。
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