点検商法の記事から①~15年前と同じ
私が今まで体験した事例です。
① 自分で腐った木を持って、床下にもぐる。シロアリがいると言って、持っていった木を見せて仕事にする
② 床下にもぐり、写真を撮る。土台などに着いた汚れをシロアリの跡と言って仕事する
③ 屋根に上がり、自分で瓦を割る。棟の漆喰をはがし、雨漏りすると言って仕事にする
④ 下から見て、瓦がずれていると言って、屋根に上がる。瓦をずらして写真を撮り、見せて仕事にする
⑤ 床下にもぐり、耐震補強にならない工事を行い、請求する
最近は床下のトラブルは減ったように思いますが、屋根や外壁の話は毎年のように聞きます。外から見れば何とでもいえるため、訪問し易いのでしょう。この他にも金額は少ないですが、配電盤の点検、下水桝の点検などと言って、ネジを閉めたり隙間を埋めるだけで2万円程請求する業者もいます。ほとんどの方は金額が少ないので、簡単に払ってしまいますが、どちらも短時間で済む仕事ではありません。
次回は、シロアリ工事の見積りにとんでもない別工事を乗せてきた見積もりの話です。