「インドを知る in 名古屋」というイベントに登壇しました（QAの回答集付き）

2021年12月20日

コラムカテゴリ：ビジネス

18日になごのキャンパスにて開催された「インドを知る in 名古屋」というイベントにて登壇しました。
インドは2回しか行ったことがないため、どちらかというと外国人就労という点でお話しました。

「外国人を就業する際に気をつけるポイントは？」

・仕事の範囲と責任を明確にしていくこと
外国人は日本人と異なり、「阿吽の呼吸」で仕事をすることはないと考えた方がいいです。日本人は総合職として様々なスキルを身につけながらその会社で役に立つ知識を習得していきます。しかし外国人の場合ですと、スペシャリストとして専門的な知識を持ってその仕事に従事するケースが多くあります。そのため、入社前からどのような仕事をするのかを明確にしておくことが大切となります。

・積極的に価値観を交わらせること
日本人では思い付かないような考えが外国人にはあります。そのため、日本人の価値観を押し付けるのではなく、外国人の価値観を聞いた上でディスカッションするとよりいいアイディアが生まれてきます。実際に多様性がある組織の方が生産性が高いというデータもあります。

生活面や仕事面でのサポートで必要なことは？

・しっかりと入社前から条件は握っておくこと
外国人は日本人以上にSNSを使っていて、SNSで情報収集を行います。そのため、何か不満があるとすぐにSNSで情報が流れてしまいます。実際に不満を持たせてしまったが為に悪評が立ってしまいその後採用しづらくなった会社もあるほど。入社前から労働条件などはしっかりと握っておくことが大切です。

インド人労働者が活躍できる仕事というのは？

・ITエンジニア
まず何といっても理数系が強いインド人はITエンジニアが多くいます。日本はITエンジニアが不足しているため、このようなえITエンジニアを雇用するにあたってインド人の活用は大いなるチャンスです。

・インド展開のマネージャー
13.5億人の巨大市場を展開するためのマネージャーとしての採用もありです。いきなり現地から採用するより、まずは日本の本社にて2-3年経験した後に、現地のマネージャーとして赴任させる企業も増えています。特に高度人材であれば、母国に戻りたいという方も多く、キャリアプランを作る上で魅力を感じる方も多いと思います。

最後にはインド料理もみんなで食べて非常に盛り上がったイベントとなりました！次回もまたやりましょう！！