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田村哲也

小規模事業所経営者の頼れる経営アドバイザー

田村哲也(たむらてつや) / 経営コンサルタント

office TAMURA (オフィス タムラ)

コラム

「キャッチボール」

2020年9月7日 公開 / 2021年3月1日更新

コラムカテゴリ:ビジネス

多くの方が
一度はやったことのある
「キャッチボール」

『キャッチボール』とは
 ・二人一組になりボールを投げ合うこと
 ・送球と捕球の練習

転じて
「渡したり受け取ったりする」
 ことを指したりもする・・・会話とか

会話のキャッチボール

今から「キャッチボール」に関する
 私の思いと意味合いを述べてみたい

そしてその行為を
 「会話」に置き換えて読んで欲しい・・
 (投げ手と受け手のコミュニケーション)

『キャッチボール』は・・・
 *相手の胸をめがけて投げる
 *強さもスピードも考えて投げる
 *しっかりグラブの芯で掴む
 *右手を添えて両手で捕る
 *もしも逸れたら回り込んで胸の前で捕る
 *ワンバウンドの時も後ろに逸らさぬようにする
 *相手との距離を徐々に広げていく
 *肩が温まる(ほぐれる)

胸をめがけることを習性化させることで
 制球力や強い球も投げられるようになる

ゲーム中の緊迫した場面や
 ファンブル等 焦った際も
 日頃の積み重ねで身体が覚えていてくれる

胸の前で両手を添えて捕ることで
 次のプレー(送球)がしやすく
 確実性とスピード性を伴う

バッティングにも相通ずると言われ
 キャッチボールこそ
 「野球の基本中の基本」と言われている所以だ

ボールを「会話」に置き換えれば
 コミュニケーションの「基本のキ」が
 同様に潜んでいると私は思うのです

ドッジボール!?

相手を思いやったり
相手の状況を鑑みたり

分かり易さや優しい送球は
 結局自身への返球にも繋がる訳で・・・

なのに
 意図的にワンバン投げたり
 少し動けば取れるのに知らんふりしたり

ドッジボールと勘違いしている
 (ちょっぴり)悲しい場面に出くわすこともある

ほんの少しの配慮で
 リズムも成果も格段に上がるというのに

それを顕著に感じるのが
 昨今のテクノロジーやリモートワークの推進

ChatWorkやSlackやSNSを有効活用することは
 素晴らしいし必要なツールなのだが
 少々優しさを欠いた「文字」達の応酬に出くわす

そしていつしか
 謎の「上下関係」が完成したりしている


今こそ
 キャッチボールが持つ
 平等でシンプルな
 本来の意味を分かって欲しい
 
相変わらず「アナログですね」と
 笑われるのがオチかな・・・

簡単なことほど難しい

*相手の胸へ投げる
*グラブの芯で~胸の前で両手でキャッチ

文字にすると
 こんなにも簡単なことが出来ていない

それは技術やスキルではないと思う
 そしてそれは毎日意識してやらないと
 駄目なんことだと思う

一流のプロ野球選手でさえ
 毎日(毎試合前)
 しかもしっかりと
 基本(反復)練習として
 重要なルーティンワークという位置付け

繰り返し沁み込ませなければ
 身につく代物ではないのかもしれない


・小さなMTG
・大きな会議
・重要な商談
・部下への指示
・上席への報告・・・etc

様々な場面で
 『キャッチボール』の本来の意味合いを
 意識して貰えたら嬉しい・・です


《追記~秋の気配も感じつつ》
野球好きとしては・・・
 一日も早く
 球場でビール飲みながら
 大声で声援できる日が来ますように

withコロナ・・・長引きそうですね
 踏ん張りましょう!!

_130_

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