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田村哲也

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田村哲也(たむらてつや) / 経営コンサルタント

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コラム

「数字は嘘をつく!?」

2019年10月7日 公開 / 2019年11月15日更新

コラムカテゴリ:ビジネス

「一世帯当たりの所得」といった類いの話で
【560万円/年】と【442万円/年】
といった代表値が顔を見せる
・・その差は120万円⁉

平均値・中央値・最頻値

3つの代表値をご存じだろうか
▪平均値
→ 全ての数値を足して 数値の個数で割ったモノ
▪中央値
→ 数値を小さい方から並べた時に 真ん中にくるモノ
▪最頻値
→ 一番個数の多いモノ

具体的に見てみよう

《事例A》
6人の算数のテストの点数は
[ 42・42・42・72・95・100 ]

▪平均値(アベレージ)
 (42+42+42+72+95+100)÷6=【65.5点】
▪中央値(メディアン)
 6人の中間である三位と四位を足して2で割る
 (42+72)÷2=【57点】
▪最頻値(モード)
 42点が3名 居るので=【42点】
 →平均値とは23点差以上⁉

《事例B》
数学のテストの直前に天才が転校してきた
7人の超難しい数学のテストの点数は
[ 3・5・7・9・9・9・100 ]

▪平均値(アベレージ)
 (3+5+7+9+9+9+100)÷7=【20.3点】
 →殆どの人が10点以下なのに平均20点超!?
▪中央値(メディアン)
 四位の点数が中央値=【9点】
 →極端に大きい外れ値に強い
▪最頻値(モード)
 9点が3名で最も多いので=【9点】
 →中央値と偶然一緒

ある決まりに則って表現しても
見え方(見せ方)が
こんなにも変わることを理解

代表値のメリデメ


このグラフから分かるように
上図のような統計(山型)の場合
代表値が3つともセンターにくるのは言うまでもない

しかし様々なデータって下図(のような感じが多い)

平均値は外れ値(極端に大きい数字等)に引っ張られ
「平均値→中央値→最頻値」の順に並ぶことが多い

ここまでお話しすると
最も頻繁に使う「平均値」って
統計値の代表選手のようだが

全てを網羅するというメリットの裏側に
危険なデメリットを含んでいることも
忘れてはならない

つまり先程の
「数学の天才転校生」や
「極端に大きな数値」が
そのデータに入り込むことで

世の中を飛び交っている平均値(とやら)に
如何に惑わされているのかも覚えておかねば・・

一世帯所得

冒頭の話は・・
一世帯当たりの平均所得:≒560万円/年
それを所得の中央値で表すと:≒442万円/年
・・となり
その金額は20%以上も違ったものとなる

多くの方は ここで妙な安心感を得て・・

本当はそこに潜む
発信する側(政府)の意図することを・・・
(安心に見せたり/ 不安視させたり・・)

その数字は「嘘」ではないけれど
本質をズラして
我々に近付いてくることがあるということを‼


2017年に総務省が発表した
2人以上の世帯における
一世帯当たりの平均貯蓄在高
などは・・・なんと【1,820万円】だそーだ

景気の良さを伝えたいのか
庶民を不安にさせたいのか・・・

『60兆円超!?』にも書きましたが
・・・この平均貯蓄在高の母数には
ユニクロの柳井さんや ソフトバンクの孫さんといった
巨万の富を持つ者が入っていることを
決して忘れてはならない

大企業

日本の企業数は 382万社以上と言われている
そのうち大企業は0.3%(11,000社)
つまり世の中の99.7%は中小企業(下記内訳)
 ▪中規模企業: 56万社
 ▪小規模企業:325万社強

なのに給与・賞与・福利厚生・・といった
お上が調査する「勤労統計」的なモノは
従業員500名以上の大規模事業所からの
抽出調査が多数であることは紛れもない事実

よって・・・様々な「○○%」や「○○円/人」は
わかりやすい大規模事業所に
引っ張られたデータ(それが・・平均値だから)

数値とは違った角度の
「働き方改革」ひとつとっても
99.7%側の実態とそのルール(法)との乖離は
お上に理解できるはずもないところだろう
(消費税同様の下々の負担感増大⁉)


が故に 私は・・・
 小規模事業所さんの「外注管理職」として
 数字も駆使しつつ / 数字に惑わされもせず
 様々な流れや狙いに振り回されることなく
 闘い続けねばと思う次第なのです
  (なに 力んでるのやらっ!?)

居るじゃないですか・・上から目線の人
職業を聞かれて 「企業名」で答えるような♂
(それは会社の実力で あなたのポテンシャル⁉)

まるでブランド品を身につけることで
自分の価値までもが評価されてると
勘違いしているような人間にだけは
・・・絶対に負けなーーーい‼

・・・と今日も負け犬の遠吠え(だな)

話しが取っ散らかってしまいましたw

よく お客様先で
昨年対比や12カ月年計や
月額アベレージ(平均値)等々
部署別や店舗別で検証したり
予実を見える化することが多々ある

数字は圧倒的な根拠であり
言い訳の利かないファクトだけれど
そこに引っ張られすぎてしまったり
偏ったジャッジだけはしないよう
注意していかねばと肝に銘じたい


さてと
▪今朝の天気予報「降水確率:25%」
  →傘どうしよう?
さてと
▪阪神の○○は「3割バッター」かぁ
  →一流選手の仲間入りじゃん‼

あれっ めちゃめちゃ数字に踊らされてるじゃん
庶民代表 田村・・もう少し腰据えて “しなりますっ‼”

この記事を書いたプロ

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