「20代のあかさたな」

2018年が暮れていく　平成最後の年末

平成元年：1989年の株価は
史上最高値の38,915円

（日経新聞　2018/12/29より）
平成の折返しであるH3年に底入れし
H7年には18,000円台まで上昇したが
翌H8年 リーマンショックで
バブル後 最安値の7,054円
日経平均の「平成の歩み」って改めて凄まじい

【1989年1月9日　時価総額】
　▪1位：日本電信電話：NTT（29.3兆円）
　▪2位：日本興業銀行（10.1兆円）
　▪3位：住友銀行（9.9兆円）

【2018年12月27日　時価総額】
　▪1位：トヨタ自動車（20.9兆円）
　▪2位：NTTドコモ（9.4兆円）
　▪3位：NTT（8.8兆円）

1989年の上位ベスト10の中で
現在10位以内に残っているのは
「トヨタ」と「NTT」のみ

企業価値の変遷にも驚くばかりだ

29歳

さてそんな平成元年（1989年）

その年に生まれた彼等は現在29歳
企業内でも頭角を現してくる年齢だ

同時に今年は
本当に沢山の29歳以下のビジネスパーソン
・・・つまり平成生まれの方々と
仕事で絡んだと感じている

彼等に対する
昨年までの感覚とは
全く違った（いい意味での）距離感を得て
（よくわからない）違和感を払拭できた

コミュニケーションや
ディスカッションを繰り返すことで
こちらが刺激を受けたり
気付かせて貰える場面も多々あった

Windows95

1995年に発売されたから「Windows95」
（因みに95年生まれは23歳）

ということは
20代の彼らにとっての
web環境やPCの存在は
物心ついたころから
生活の基盤にあって当たり前な訳で・・・

ビジネスにおいて
このテクノロジーなくしては
もはや成り立たない訳で・・・

そんな何でも答えてくれる
時代だからこそ
20代の彼等から
沢山学ばせてもらった
一年だったからこそ

今年の最後は敢えてアナログチックな
引用をメッセージに替えて結びたいと思う

20代からの自分を強くする「あかさたなはまやらわの法則」

それは田口久人さんが
3年前に出されたこの本からの抜粋

【あ】 「ありがとう」は何度言っても良いこと
【い】 「忙しい」と言う人は頼りにならないこと
【う】 運を引き寄せるためには努力し続けること
【え】 笑顔は最大の武器であること
【お】 お礼はすぐにすること
【か】 学生時代の友人を大切にすること
【き】 今日から始めること
【く】 苦しいときこそ諦めないこと
【け】 健康を当たり前と思ってはいけないこと
【こ】 心を鍛えるには体を鍛えること
【さ】 最低限のお金がないと自信を失うこと
【し】 叱られるのは20代の特権であること
【す】 素直になること
【せ】 成功談よりも失敗談から学ぶこと
【そ】 外に目を向けること
【た】 他人の意見は無責任であること
【ち】 小さなことで大騒ぎしないこと
【つ】 強がらなくて良いこと
【て】 できないと言う人は必要ない人であること
【と】 どんな状況でも家族は裏切らないこと
【な】 涙を流すのは恥ずかしくないこと
【に】 人間は弱いこと
【ぬ】 抜かりなく準備すること
【ね】 熱意があれば、人は動いてくれること
【の】 残り時間を意識すること
【は】 早く失敗して、早く改善すること
【ひ】 一人で頑張るのには限界があること
【ふ】 プライドなんて持っても意味がないこと
【へ】 偏見に出会ったら断固として戦うこと
【ほ】 本当にやりたいことに集中すること
【ま】 迷ったらすぐにやってみること
【み】 みんなという言葉に安心しないこと
【む】 群れずに「違い」を意識すること
【め】 目上の人に甘えてもいいこと
【も】 目的がない行動は無駄であること
【や】 やり直すのに遅いことはないこと
【ゆ】 勇気は体験から生まれること
【よ】 余裕がないと人を傷つけること
【ら】 ライバルがいたほうが良いこと
【り】 リラックスを心がけること
【る】 ルールを破っても良いこと
【れ】 冷静になって考えること
【ろ】 ロマンを忘れないこと
【わ】 わかっているのとできるのは違うこと

大人が背中見せなきゃ

お題は「20代の・・・」ですが
これって間違いなく
私たち大人がちゃんと出来てなかった
「あの頃」の自分たちへのメッセージな訳で・・

【や】 やり直すのに遅いことはないこと

と言いたいのなら
私たちも　今からちゃんと実践して

平成生まれの彼等から見て
（多少でも）カッコいい背中を
見せなくちゃ・・・って

超ハイスピードの時代
敢えて愚直に
「あかさたな・・法則」を忘れずに
新しい元号に向かいたいと思います

一年間 ありがとうございました