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コラム

歯列矯正治療の途中でクリニックを変更したときの危険性とは?

2017年10月30日

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 歯列矯正

みなさまおはようございます!東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
水曜日の夕方から金曜まで日本顎変形症学会に参加・発表してきました。
本学会は自分のライフワークでもある、外科的矯正治療に特化した学会です。
学会に入会したのは20年以上前ですから、相当な期間勉強させていただいております。
今年のトピックスとしては、顎変形症専門医というのができる方向になりそうです。
おそらく、1~2年くらいで制度化されてくると思います。
現行のまま専門医が制度化された場合、私の場合は、顎変形症学会専門医の要件は満たしているので
別段きにしておりませんし、すみやかに専門医の登録をさせてもらう予定です。

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本日のテーマは

歯列矯正治療の途中でクリニックを変更したときの危険性とは?
プロ矯正歯科院長先生の歯列矯正日記つづきはこちらから

プロの医師が考える良い矯正歯科医院の3つの条件とは?

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です
昨日は日曜日にもかかわらず、午前中は北区、午後はさいたま市の歯科医院で矯正治療を担当させていただきました。雨の降る天候にもかかわらずキャンセルしないで来院していただけける患者様には本当に感謝しております。最近は新学期がはじまってすぐですので、学校検診から歯列不正を指摘されたり、また転勤等で治療途中のための引き継ぎ等で来院される患者さまも多くいらっしゃいます。

さて、本日のテーマは

プロの医師が考える良い矯正歯科医院の3つの条件とは?
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他院への変更は相場費用が高くなる!矯正歯科診断に重要なことは?

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
今年もいよいよ終わりですね。みなさまにとって2016年はいかがでしたか?

おそらく、本ブログも本年最後になると思いますので、自分の総括を話させていただきます。
僕にとって一番大きかったことは、大宮のCTセンターを閉院することになったことです。
CTセンターは閉院となりますが、私にとっては矯正歯科でのCT診断という部門では日本でリードできる立場になったのは大きな収穫です。

1開業医が大学病院と同等かそれ以上の診断ツール、治療ツールを手に入れること、
ほかの人よりも1歩も2歩もリードできてること。
ものすごく得るものも大きかったです。

そもそもCTセンターを開院したきっかけが、プロ矯正歯科で治療をされている唇顎口蓋裂の患者さんに対する腸骨移植の際、形成外科からの依頼で歯科用CT撮影が必要になり、その結果大学病院に依頼したのですが、当時は非常にレアな機械だったこともあり、撮影予約困難ということで、撮影を断られてしまいました。

患者さんにとっては大学病院からプロ矯正歯科に移ってきたことがマイナスになってしまいます。そこで、自分で思い切って購入することとなりました。

当時は開業3年目で錦糸町のクリニックも安定した経営状態ではなく、開業時の借入金もたっぷりと残っており、CTセンターの開業資金は融資を組むことができず、オールリースという非常にきびしい形での開業でした。

結婚したての妻に4000万円近いリースの連帯保証人になってもらい、錦糸町の本院と合わせると8000万円近い借入です。
歯科用CT本体だけで3000万円くらいだったと思います。

また、画像ソフトも診るだけでも150万円とか、今では考えられないレベルの金額でした。
そんな高額な機械を自分ひとりで使用するのはもったいないということで、みんなでシェアリングするという趣旨でCTセンターという形で開業することにしました。

東京で開業しなかった理由ですが、東京都内には画像センターがいくつもあったのが理由です。ただし、これらの多くは医科用の画像センターであり、歯科専用の画像センターは私が日本で初でした。

そんな中、紆余曲折もあり、なんとか大宮院のCTのリース(借金)も完済し、ほっとしたところに機械の老朽化による故障が頻発してきました。
ちなみに修理代も半端でなく、簡単な故障で15万~30万 マザーボード交換となると150万とかそれ以上との見積もりでした。
そこへとどめだったのが、CTセンターを任せていた放射線専門医が専門学校の講師として常勤になるため、日曜しか勤務できないと言われました。

機器が故障がちだったので、新しい先生を雇用した場合、操作方法を把握するのに手間もかかるため、故障なのか?操作がまちがっているのか?が理解できないのが予想されます。

また、OSもウインドウズXPだったため、マイクロソフトのサポートも受けることができません。
本当に悩みましたが、CTセンターの経営状況も赤字でしたし、思い切って閉鎖する決断をしました。

大宮にある歯科用CTを錦糸町に移動することも検討しましたが、CTの引っ越し費用が100万円とのこと。
故障がちな旧式よりも最新型のフルバージョンを購入する方が費用対効果を考えると絶対に得と判断し、錦糸町のプロ矯正歯科に最新型のCTを導入することになりました。

12月6日に納品されてまだ2週間とすこしですが、新型はいろいろな意味ですばらしいです。
いままでは大宮→錦糸町間でおこなっていた作業も錦糸町内で完結しますので、作業時間がスピードアップできます。
スタッフには仕事が増えて大変ですが、みな一生懸命がんばってくれています。

まあ、CTをもちいた効能についてはこれから続々とブログにて更新していきたいと思います。

本日のテーマは

他院への変更は相場費用が高くなる!矯正歯科診断に重要なことは?
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