コラム
槐の仏壇・・・『槐(えんじゅ)』の木『魔除け』という意味があることご存知でしょうか?
2015年8月19日 公開 / 2016年5月29日更新
コラムをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。
16日から18日までお休みをいただきまして、高知県土佐市から船に乗り、ホエールウオッチングをしてまいりました。結論から申しますと、イルカも見れ鯨も何とか見れたのですが、出発してから帰るまで約5時間の行程で、太平洋なので多少は揺れるだろうなくらいの覚悟で行きました。
イルカを見るまでの数時間、多少揺れるくらいの感じでしたが、その後、鯨を見にさらに南下、だんだん天候が悪くなり風が強くなり、その後大量の波しぶきの海水が船上に・・・ようやく鯨のいる場所に到着したのですが、大波小波・・・。停泊して鯨を探すのですが、発見するや否や、船を急旋回・・・。その後港へ・・・。といった感じでした。
出発時におじさんに胸を張って遠くを見ていてください!でなければ吐きますよ!と言われていましたのでしっかり守っていました。出発して間もなく次男が眠りにつきましたので、余裕なのかな?と思っていたら間もなく嘔吐。その後もしばらく眠っていました。予想はしていましたが、予想以上でした。
そんな今年の夏の想い出でした。
さて、本日の本題、槐について。『木』ヘンに『鬼』と書きます。中々読めませんよね。田岡の実家の庭には槐の木が植えてあります。マメ科の落葉高木で、葉は羽状複葉で、小葉は長卵形です。夏には黄白色の小花が群生して咲き、くびれたさやのある実がなります。また、延寿と書いて、長寿や安産のお守りに使われたことがあり、難産の時は、この木の枝を握らせると、苦しまずに赤ちゃんが産めると言う事のようです。この事から槐の木は魔除け・長寿・安産・幸せの木として大変喜ばれています。家に侵入しようとする鬼を防いでくれるという伝説もあります。昔、魔よけとして一家に1本は植えていたと言う事です。
槐の木は延寿(長生き)・縁授(縁を授かる)などの漢字をつかって表すこともあり、大変縁起の良い木で、魔よけの木として親しまれています。この木を細工して身に付ける事で災難から守ってくれます。
槐の木を使って作った仏壇が以下のものです。
色合いも明るすぎず、暗すぎずといった感じです。展示をいたしておりますのでよかったらご覧ください。
【シャム柿という仏壇には幸せともたらすという意味もございます】
http://mbp-japan.com/okayama/taoka-butsudan/column/8947/
また、こんな仏壇もあります。
http://mbp-japan.com/okayama/taoka-butsudan/column/11010/
生かさせていただいていることに感謝です。
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