コラム
操南中学校昭和60年卒業の同窓会にて・・・『止める勇気』について
2015年8月15日 公開 / 2020年8月21日更新
コラムをご覧いただきましてありがとうございます。感謝です。
今日は70回目の終戦記念日です。犠牲になられた方々に対しまして心よりご冥福を申し上げ、改めて今生かさせていただいていることに感謝したいと思います。
さて、昨日は操南中学校の昭和60年卒業の同窓会があり参加して参りました。久しぶりに会う人、30年ぶりに会う人・・・懐かしい顔も見れて嬉しかったです。中学校を卒業して30年、各々30年たった思い出を語り合っていました。毎回設営を担当してくれている大城憲一郎君には本当に感謝です。
また会場は同級生の近藤さんが経営している岡山駅前にある美食蔵人という居酒屋で開催されました。実は来週22日の土曜日で閉店することもあり大城君の計らいでここでの開催になったようです。近藤さんが御礼かねてスピーチをしたおり感極まってきらりと光るものがありました。
何でもそうだと思うのですが、始まりがあれば必ず終わりがあります。人生も、人との縁も、商売もそうだと思います。近藤さんは様々な苦労を重ねて今のお店を始められ諸事情でこの度止める決断をされました。きらりと光るものはいろんなことを思い出したのだと思います。実は私も同じような経験を致しました。今からちょうど10年前になります。平成12年に父が他界した折に徳島にありました工場を止める決断を致しました。私は会社を立ち上げたことはないのですが、会社を辞めることがこんなに大変なことなのかと改めて感じました。
結局5年の月日をかけ、平成17年に解散を致しました。最後の日、工場をみて自然と涙が出たことを覚えています。近藤さんも同じような気持ちになったのではないでしょうか?
『止める勇気』について、私は岡山青年会議所に所属していたのですが、入会する際スポンサーといましてお世話をしていただく方が2名いたのですが、その中のお一人が下津井電鉄の永山社長でした。ご挨拶に伺い、25歳の若僧でしたのでとても緊張してお話をお聞きしていたのですが、一通りお話を頂き、変える際、永山社長から、あ!田岡君もう一回座って、大事なことを伝えるのを忘れていましたと。何かなと思ったのですが、その時頂いた言葉が『止める勇気を持っていてくださいね』でした。
初めお聞きして何のことか全くわかりませんでした。これから入会して頑張ろうと思っているのに何で止める勇気なのかな?と。その時永山社長から「田岡君は歴が長いのでいろんなことがあると思います。その時その時で、色んな決断をしなければならない時があるので、その時止めるという勇気を忘れず持っていてくださいね。と。
その時わからない時が、後になってわかることってありますよね。有難い言葉を頂いたなと感謝を致しております。
また近藤さんの新しいスタートを心より祈念いたします。
生かさせていただいていることに感謝です。
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