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菊地茂(きくちしげる) / 行政書士

シャローム行政書士事務所

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コラム

仙台の行政書士より180910心のメッセージ

2018年9月10日

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: 行政書士 相談

 本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 〈覚悟の愛・本当の愛〉

 「私、子どもを愛せないんです」とおっしゃるお母様方がいます。その言葉の背後には、「我が子を愛せない私をゆるして欲しい」というメッセージが込められています。
 そこで、私は開口一番「その台詞を聴いてホッとしました」と申し上げます。するとどのお母様も驚かれます。なぜなら親御さん自身が、愛のない自分を責めていることが一番の問題だと私は思っているからです。愛のない自分を責めながら我が子に関わろうとすると、三つの問題を抱える事になります。一つは我が子の問題。二つ目は「我が子を愛せない自分」への自己嫌悪。三つ目は「子どもを愛せないから、子どもは問題を起こしているのだ」という罪悪感。
 ところが、「その台詞を聞いてホッとしました」と言われてしまうと、子どもを愛せない事への自己嫌悪と、罪悪感が吹っ飛ぶのです。問題が一つだけになる。
 多くのお母様方が、「そんなことを言われるとは思っていませんでした。すべて私の愛の無さが原因だと思ってきたんですけど、違うんですか?」と涙ながらにお話になります。私は申し上げます。「愛がないのも愛情のうちですよ。お子さんを一生懸命愛してきたからこそ、愛しきれない自分自身が見えてきた。愛のない自分えお決してお責めにならないでください」。お母様方の涙が嗚咽に変わっていきます。おやとしての責任を放棄しておられないところに、親御さんの覚悟がある。その覚悟こそ本当の愛です。

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