仙台の行政書士より180911心のメッセージ

2018年9月11日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。午後は、障がい者福祉グループホームセミナーに出席いたします。

　今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。

　〈前に進む力〉

　教会の受付をしていると、A先生が「ロビーの電気をつけて」とおっしゃいました。「ハイ」と答えて電気をつけました。5分後、B先生が、「ロビーの電気を消して」とおっしゃり、どうしようと思いつつ、「ハイ」と言って電気を消しました。
　カウンセリングの中でよく言われることは、「はっきりとした方向性、アドバイスが欲しかったのに」という意見と、「ただ、話を聴いて分かってもらいたかった、別にどうこうしてほしいのではない」という意見です。
　一生懸命やっていると、「やりすぎだ、そこまでしなくていい」と言われ、マイペースでやっていると、「積極性に欠ける、指示待ち人間だ」と責められたりすることがあります。
　結局、どちらにしても、何か言われるのです。何も言われないように、批判されないようにすることは、生きていく上であり得ないというのが、私の実感です。
　かくいう私は、面倒臭がり屋で、すぐに右か左か、白か黒かをハッキリさせたいタイプなのに、その一方で嫌われたくないゆえに、オロオロしてしまい、決められない二面性の自分がいます。また、ひとつひとつの事柄に、この場合はこうしよう、この場合はしないでいようなど、常に迷う自分もいます。矛盾する現実に日々圧倒されそうになりますが、その矛盾を受け入れることが、前に進む力になるのだと感じています。

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

プロフィールホームページ

022-293-3056