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コラム
初心者向け証券勉強(投資信託4:ETF5)
2023年12月27日
12月27日の日経新聞に「債券 3年ぶり値上がり」「米利下げ観測追い風」の記事が出ていました。債券の公式を思い出してください。
金利下がるー債券単価上がる でしたね。11月開かれた米国のFOMC(米国の金利政策をきめるとこ)で、来年からの金利引き下げを示唆したことが債券単価上昇の要因でした。
海外ETFで債券ETFの代表的な一つにiシェアーズコア米国総合債券市場ETF(AGG)があります。10月下旬の安値は、91.5819でした。昨日、12月26日の単価は、99.03でした。年に12回分配金がでます。分配金利回りは、3.14%ですね。組み入れ債券の特色は、米投資適格債券市場全般に幅広く投資。ベンチマークは、ブルンバーグ米国総合指数ですね。これは、一つの例ですが、金利が下がるので債券型ETFと考える方は多いです。組み入れ銘柄とか、ベンチマークは、注意しないといけませんが。いくつか海外債券型ETFを上げます。
バンガード米国短期社債ETF(VCSH)
特色・残存1年~5年の米ドル建て固定利付投資適格社債。
平均2.7年 毎月分配 ブルンバーグ米国社債(1-5年)指数
バンガード米国長期政府債券ETF(VGLT)
特色・米ドル建て残存10年超の米国債の指数に連動
平均16.1年 毎月分配 ブルンバーグ米国政府債10年超指数
iシェアーズコ米国国債1年~3年ETF(SHY)
特色・残存期間1年~3年の米国債
平均・1.87年 毎月分配 ICE米国債(1年~3年)指数
債券は、償還まで長い方が変動率も高くなります。AGGで平均6.4年です。運用する期間、目的によって、債券ETFの選択する銘柄も違ってきますね。
海外ETFで買えるのは、もっとあります。例えば、ウクライナの隣の国はポーランドです。仮に、戦争が終わり、平和が訪れたら隣国の経済状況はもっと良くなるのではないかと考えても、ポーランドの株式などわかりません。ETFならポーランド株価指数に連動するETFもかえるのです。iシェアーズ MSCI ポーランド ETF(EPOL)ですね。12月26日の単価22.86です。10月初めは、17ドルを割っていますね。以前、1人当たりのGDPが3000ドルを突破する時に、消費が爆発的に拡大すると述べました。インドのETFも南アフリカのETF、ベトナムやインドネシア、ブラジルのETFとかも購入できるのです。他の国ももっとあります。15年以上運用期間がある人は、ドルコスト平均法で資産形成すれば、いいと思いますが、10年以内の資産運用であれば、今後は、いろいろ考える必要あるのではないかと思います。次は、REITについて説明したいと思います。
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