意外と多いパターンの自動車事故

2021年10月8日

テーマ：交通事故

コラムカテゴリ：くらし

コラムキーワード：交通事故相談

たった一つのことで防げる自動車事故

事故は全体では減ってきているのに駐車場での事故はほぼ横ばいです。

そしてその事故の原因と思われるものが駐車する時に頭から駐車する場合です。駐車枠からバックで出る時に、左右に車がいれば視界が悪くなっているはずですので事故のリスクが高くなります。左右の車や人が見えるまで出るということはかなりの車の移動があるわけです。見えたときには事故になっていますよね。一時期当たり屋がこういう車を専門に狙っていたということもあります。

これがバック駐車で頭から出るのであれば、左右は比較的見えますので事故のリスクはかなり減ります。私たちが駐車場で事故報告を受けるのは、頭から駐車していてバックで出る場合が多いのです。

そして頭から駐車するって急いでいる場合があるのかドアを開けて車外に出る時に横に車が駐車しようとしていればドアと車がぶつかりますよね。バックで駐車していれば横に駐車する車は視界に入るので事故にはなりにくいです。

騒音注意で「頭から駐車してください」と表示されている場所以外は、必ずバック駐車をしてくださいね。

バックが苦手だから・・・いや、出る時はバックになるわけで両側に車がいたらむしろその方が難しいはずです。

駐車場内って恐ろしい

駐車場って、事故対応経験を多くしているわたしたちにも恐ろしいところでしかありません。何が怖いのか？

だってどの車が突然動くかわからないのですよ。通路を通ってたらいきなり出てくる可能性あるし、こちら側にも過失有りとなるわけです。なので、エンジンかかっている車は注意するわけですが、最近の電気自動車は音しない。運転席に人がいたら注意をするしかないわけです。また、混雑時など他の車がどんな動きをするのかわかりにくい時もあります。

そして隣の車にドアパンチでもされた時には、気づくのはかなり後でどうしようもなかったりします。すべての車がスライドドアになればいいのに・・・。

この記事を書いたプロ

保険のプロ

岡本和秀（有限会社アクセス保険）

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