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藤井隆満

新規事業創出の研究開発を支援する博士(工学)を持つ技術士

藤井隆満(ふじいたかみち) / 技術士

藤井技術士事務所

コラム

研究開発と特許保護: 成果を守りながら進める方法

2023年10月28日

テーマ:新規事業創出

コラムカテゴリ:ビジネス

研究開発は新しい技術や製品を生み出す重要なプロセスです。しかし、研究開発の成果を守るためには特許の取得が必要です。そして、研究開発をスタートする際に特許について考えることが重要です。

私自身が研究を始める際の手順は以下の通りです。

1) 他社の特許を熟読し、その技術を理解します。
2) 自分の研究のゴールや開発したい製品を明確にイメージし、どの部分がまだ不足しているかを考えます。
3) 不足している技術を開発するために必要なステップや実験方法について考えます。
4) これらのアイデアを特許化できるかどうかを検討し、必要な実験や研究を計画します。知的財産の保護を考慮に入れて研究を始めます。

このアプローチにより、他社の動向や競合の弱点を把握し、自分の研究成果を特許で保護する方法が明確になります。全てが順調に進むとは限りませんが、研究をスタートする段階から特許について考えることで、研究がスムーズに進行しやすくなりますし、うまく行った時は研究成果と特許が得られます。


この記事を書いたプロ

藤井隆満

新規事業創出の研究開発を支援する博士(工学)を持つ技術士

藤井隆満(藤井技術士事務所)

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