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コラム
ブランド化しようと思えば大きく2通りのやり方が・・・―「のれん」と「ブランド」について考える・・「あるもの」と「なるもの」の違い―Ⅳ
2019年2月12日
[規模の大きさか専門特化を追及する]
私が、自分の事務所をブランド化しようと思えば、大きく次のような2通りのやり方があるだろう、と
思っています。
ひとつは、規模を大きく拡大して様々なタイプの部署を作り、会計税務、経営、リスク管理など、我々が手掛けている周辺のあらゆる業務をワンストップで処理できるような存在になることです。
こういった規模の大きさは利便性と安心感を生むと思っているのです。
頼む方も働く方も一定の規模以上が確保されていれば、頼れる存在としての認知度は高くなるのではないでしょうか
もう一つは、どこか専門性をうんと特化して、その分野に関しては他の追随を全く許さない、といった存在になることだろう、と思います。
「このジャンルの仕事はあそこに任せれば安心」という評価を定めることができれば、それは一つのブランドして認識されたことになるのではないでしょうか。
この専門特化という道筋については、比較的取り組みやすい業種でもあります。
税務会計という狭い枠組みから少し視野を広げて、クライアントさんの困りごとに対して何ができるだろうか、と柔軟に考えたとき、様々な専門性が想定されるからです。
特に「経営支援」という枠にまで広げて考えれば、むしろ「専門性」を持って取り掛かなければ解決できないような問題も多いのです。
専門特化の道もなかなか・・・
つづく
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