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コラム
突破できるのか、業界の常識というハードル―業界の常識は世間の非常識??―Ⅱ
2017年4月4日
Hさんの発言以上に気になったのが、私のパンフレットに目もくれず、隣りにポイと渡した若手税理士でした。
『おいおい、ちょっとくらいは見てみるなりしたらどうだい。ポイはねえだろうポイは!』
またまた私の心の声がつぶやきます。
というのは、その日さんざん彼の税理士のあり方や事務所経営に関する自説を聞かされた後だったからです。
いつも結構たっぷりな時間聞かされます。
彼の話は極めて正論とはいえ、いつもいつも同じ御高説を聞かされるのには私に限らず辟易している御同輩も多いようなのです。
自説はとうとうと述べるが、人の考えにはあまり関心を示さないし聞きもしない、残念ながら税理士には比較的多いタイプといえます。
さて、この日たまたま話題に出たパンフレットを作るかどうかということでしたが、対外的にきちんと我社或いは我が事務所の中身をお知らせするとしたら、ある程度のクオリティーのものを作成するのは当り前の話です。
とっかかりとして、事務所内で作成するのは悪いことではありません。
しかし、伝えたいことを真剣に考え始めると、やがて素人制作のものでは表現に限界があることに気がつきます。
また、気がつかなくてはいけないでしょう。
販売促進はそこまで突き詰めて当然だろうと私は考えています。
いつまでも所内制作物で良しとするのはお客さんに対して失礼であろうと考えます。
面白かったのは先輩にあたる先生が何人か
「海江田君、僕にも見せてよ。それもらっていい?」
と私の所へ来たことです。
逆に若手はひとりも来ませんでした。
もちろん喜んで先輩たちにはさしあげました。
つづく
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