- お電話での
お問い合わせ - 099-472-0620
コラム
明確な戦略とそれを打ち出す意思が必要不可欠―「のれん」と「ブランド」について考える・・「あるもの」と「なるもの」の違い―Ⅴ
2019年2月15日 公開 / 2019年2月17日更新
[時代性に特に関係のない基本的な方向性を目指す]
さて、規模を大きくしてワンストップ型の事務所にするというやり方と何かのカテゴリーに専門特化するというやり方、上記の2点は、私が自分の事務所のブランディングを図るとすれば・・のサンプル2点ということになります。
「規模の拡大を目指す・・・」「専門特化を図る・・・」いずれも「例えば・・・」ということで例示したに過ぎません。
長い間、真面目に事業に取り組んできた証(あかし)としての「のれん」は、どんな企業にもあると思います。
その「のれん」を「ブランド」にまで昇華させるには、明確な戦略とそれを打ち出す意思がなければならないだろう、ということです。
とはいえ、オリジナリティーの高い明確な戦略を打ち出すのは容易なことではありません。
企業を取り巻く時代の動きがダイナミックで、しかもその変化のスピードが極めて早いために、これといった戦略が打ち出しにくいのです。
普通は、明確な戦略を決めてからそれを対外的に打ち出していく、アピールしていくというのがノーマルな順番であろうと思います。
しかし、時代性とは特に関係のない基本的な方向性を決めたならば、むしろ、情報発信を先にやり始めてもいいのではないか、というのが今の私の考えなのです。
私にとっての
「時代性に特に関係のない基本的な方向性」
というのは、
「税務会計というものに収斂しないで、中小企業経営全般の経営支援に取り組む」
といったことになります。
これは、例えば
「日本から中小企業が一切なくなってしまう」
といったドラスティックな変化でもない限り、周辺のビジネスの事情が少々変化したところで、今のところ変えるつもりはありません。
こんな感じで応援してます。
つづく
関連するコラム
- 根性が違う、100歳の経営者魂―店長を震え上がらせた祖母の営業トーク―Ⅰ 2017-04-11
- どこでやるのか、は大事?―考えてみよう、立地というブランド―Ⅲ 2017-05-31
- 突破できるのか、業界の常識というハードル―業界の常識は世間の非常識??―Ⅰ 2017-04-03
- どこでやるのか、は大事?―考えてみよう、立地というブランド―Ⅰ 2017-05-29
- 突破できるのか、業界の常識というハードル―業界の常識は世間の非常識??―Ⅱ 2017-04-04
コラムのテーマ一覧
- どーでもいいけど面白かったエピソード
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- どーでもいい話
- 危機管理について
- 専門性について考える
- 地方再生と地域活性化について考える
- ビジネスモデルについて考える
- 事業承継、後継者問題
- 新しい技術、時代について考える
- 業界について考える
- 歴史について考える
- 世代による考え方、行動の違いを考察する
- リーダーシップについて考える
- 日本の文化について考える
- 自分を振り返る
- 経営について考える
- 販売促進戦略
- 経営計画を考える
- コンサルティングについて考える
- 専門性を考える
- 新規事業(起業も含む)について考える
- ファッションについて考える
- 経済問題
- 人生を考える
- 社会問題
- 中小企業経営を考える
- 経営助言
- 経営革新支援
- マーケティング
カテゴリから記事を探す
海江田博士プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。