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海江田博士プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

すべての「カッコつけ」を捨てたらどうなるんだろう?―私のダメ青春、まあ読んでみてください―Ⅰ

テーマ:自分を振り返る

あまりカッコつけて生きてきた実感はない。割と素直に生きてきたつもりだ。
それでも、「どっかなんかカッコつけてるんだろうな、俺は。」という思いは常にあった。
そこで、もし思い切って自分のすべてをさらけ出したらどうなるんだろう?と試したくなったのである。

何故?
そして、どうさらけ出すのか?
誰か適当な人を見つけて「告白する」という手もある。
しかし、この場合、キリスト教でよく見るところの「告解」の方が当たっているかも知れない。「告解」の相手は神父さんみたいだが、私の告白を聞いてくれそうな適当な人が思い当たらない。
そもそもそんな話、かなり迷惑であろう。

そこで仕方ないから、お得意の文章で書いてみることにした。
書いたものなら、書き終えて「いくら何でも書き過ぎた!」と思ったときは、他人(ひと)に見せる前に訂正できる。
尤も、そんな訂正とかしていたんでは真の告白にならないじゃないか、とも言える。本当にさらけ出すことになりはしないから、やっぱりカッコつけないで正直に書いてみようと思う。

さて、前置きが長くなってしまった。
私の場合、これくらい前置きを書かないと、決断できないレベルの「さらけ出し」になるのだから仕方がない。

ところで今回のさらけ出しだが、自分をさらけ出すだけではなく、他者に関しても遠慮なく書く必要がある。文脈としてそういう書き方にしなければバランスが取れないからだ。
だから、随分口が悪くなる可能性があるな。
ただし「悪口」を書くのではない。「口が悪くなる」だけの話だ。誤解のないように。

つまり、嫌われて敵を作る覚悟までして書くつもりなのだ。さらけ出すというのはそういうことである。
また、前置きが長くなってしまった。なかなか書き出そうとしない自分がいる。
ええい!もう書いてしまおう!

小学校までは優等生だった。
父親の仕事の関係で、引っ越しが多かったため、小学生時代2回転校して3つの学校を経験した。どこに行っても成績は1番だった。まあ、勉強はできる方だったのだ。

ところがどうも端から見てクソ生意気なガキだったらしく、特に男の上級生から目をつけられた。何回かぶん殴られたこともある。(今振り返れば、ぶん殴り返せばよかったな、と思うけれど・・)
同級生の不良どもも何かと突っかかってきたものだ。
しかしこれも、私が児童会長(いわゆる生徒会長)になった途端ピタリと止んだ。小学生レベルでも「権威」みたいなものがあり、人はそういうものに弱いんだ、とおぼろげながら学んだ気がする。

6年生になるともう上級生はいない。ホッとしていたら、そいつらは私が中学に上がってくるのを、手ぐすね引いて待っているらしい、という噂を聞いた。そこでまたイジメてやろう、と企んでいたのだろう。
私はこいつら田舎者の狭量さにウンザリしていた。まあなにかと目立っていたことは認めるが、あいつらになにかしら迷惑をかけていたわけではない。ただただ意味もなく嫌われていたのだ。

というわけで、どうしても田舎の中学校には進みたくなかった。幸いにして前述通り成績は良かったので、地元の私立を受けることにした。
鹿児島には全国区の有名校ラサール学園があったので、そこを受けることにしたのである。
まあもともと地元の中学校に行きたくない、というのはあったのだが、ラサールであれば自分のプライドも十分に満たせるし、先の希望というものもうんと開けそうな気がした。
とはいえ、あまり教育水準の高くない地域のやはりそれほど学力の高くない小学校である。それまでラサール合格者は一人もいなかった。

受験するとなると、俄然、親や教師の期待は高まった。進学塾などまるでない時代のしかも環境的にも厳しい地域からのチャレンジである。合格の可能性はそんなに高くなかったような気がする。
周りが緊張して見守る中、なんと私は合格を勝ち取ったのである。これがどれほどのことなのか、あまりピンとは来ていなかったかも知れない。とはいえ、とにかくうれしかった。
受験というものに合格して喜んだのは、このときだけでだったような気がする。
地元のアホな上級生どもと顔を合わせなくて済む。ざまあ見ろと思った。

冒頭にカッコつけない部分を告白する、と書いておきながら、ここまでは「ちょっと自慢してんじゃないの?」という内容に見えるかも知れない。
が、ご心配なく、ちょっとくらいの栄光がなければ、その後の落差が面白くない。
ガキの頃の話だ。この程度の栄光は勘弁してもらいたい。

さて、さすがにラサールに受かったのはうれしかったので、意気揚々と学校に通った。ただここで、一つの障害が生じた。
「良い成績を維持するためには勉強をしなければならない。」
という現実が、今一つ飲み込めなかったのである。
「何を言っているんだ、お前は!」
と思われるかも知れない。
「ラサールみたいな進学校に行ったら勉強するのが当たり前じゃないか。」
と思われることだろう。

ただ私は小学校までは大して勉強しなくても普通に一番が取れていた。というか、そんな競争などしなくても、一番が当たり前と思っていたのである。
つまり、コツコツと勉強する習慣などまるで身についていなかったのだ。小学生だったらそれが普通だろうと思う。
ところがラサールという学校は、私に負けず劣らずどころか、もっと頭のいい奴がいくらでもいるというのに、みんな中一から勉強をするのである。
奴らときたら、当時から一日何時間も勉強していたようだった。
そうなると、小学校のときみたいにはいかない。まるで勉強しない私はたちまちみんなに置いていかれ始めた。
いかんいかん、と普通ならここで勉強するんだろうけれど、私は違っていた。


勉強しませんでした。

つづく

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海江田博士
専門家

海江田博士(税理士)

税理士法人アリエス

税務相談はもちろんのこと、従来の税理士としての職務に留まらず経営者自身で革新できることを目指した支援を続けています。日本経済をしっかりと支えられる強い基盤を持った中小企業への第一歩のお手伝いをします。

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