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コラム
どこでやるのか、は大事?―考えてみよう、立地というブランド―Ⅲ
2017年5月31日 公開 / 2017年6月1日更新
新宿の新大久保という、決して立地のイメージ的にはさほど良くないその会社で、私たちはその後コツコツ仕事の実績を積み重ねました。
その後、ようやく初めて国民金融公庫から融資を受けられたとき、幹部社員で話し合いました。
今回の融資額では、
引っ越すか、コンピュータを買うか、人を入れるか、
この3つのうちのひとつしか選べない。
さあ、どうしよう?・・・・迷いに迷いました。
徹底的に話し合った結果、私たちは
「ええいっ! とにかく場所を変えようぜ。」
と引っ越しを選んだのです。
ちょうどそのとき、たまたま神宮前に格好の物件が見つかりました。
原宿と表参道と青山通りからほぼ等距離のその場所に、新大久保から本社を移転したのです。
この選択は大成功でした。
「新大久保」もちょっと前までは韓流ブームの後押しもあって都内の注目スポットの一つになっていたようですが、当時は山手線の中でも最も冴えない町の一つだったと思います。
「神宮前」に引っ越した効果はてき面で、その後の営業は劇的にやり易くなりました。
借りた物件が普通の民家の離れで独立しており、住所表示の末尾が「・・・203号室とか512号室」とかマンションの1室のようになっていなかったのも功を奏したのかも知れません。
事業を行なっている場所が人に与えるイメージというのは、私たちが想像している以上に現実にはこれほどの効果があるのです。
現在のこの景色も悪くないのですが・・・
つづく
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