- お電話での
お問い合わせ - 099-472-0620
コラム
一向に話が前に進んで行かないあきれた会議―会議風景に見る新旧振興企業の相違点―Ⅲ
2019年1月8日
[見事に無視された私の意見]
さて、これまで述べてきましたような、大企業の重役会議という訳ではありませんが、私はかつて私の所属する業界の或る役職を引き受けて、ひと月おきくらいに東京で行なわれる役員会議に出席したことがあります。
この会議では、業界が打ち出した新しい重要な方針の骨子を決めることになっていました。(というか、・・はずでした。)
しかし、その会議、1回目2回目3回目と回数を重ねても、一向に話が前に進んで行かないのです。
それどころか、
「(これから決めるであろう)方針を業界内規定のどこに当てはめるか、会員にどんな風に納得させるか」
といった、私からすれば後回しにすればいいような内容を延々と話し合っていました。
とうとう業を煮やした私は、何回目かの会議のときに発言を求め、決めるべき主旨をホワイトボードに書きまくって
「こういうことですよね?こういったことを考え、決めていくんですよね!?」
と迫ったことがありました。
ところが、見事にその発言は無視され、私の発言の後、何ごともなかったかのように所定の進行基準で会議は進められたのでした。
私の出席した会議は、どうも事前に話し合われているさらに少数の担当役員のみによる会議の決定事項を追認するだけのものだったのです。
つまり、私の新しいアイディア出しなど不要だったのでした。
まあ、この話は以前にも書いたことがありますのでこれ以上は触れませんが、あまりのバカらしさに呆れたことを覚えています。
こんなラフな会議は?
つづく
関連するコラム
- 突破できるのか、業界の常識というハードル―業界の常識は世間の非常識??―Ⅰ 2017-04-03
- どこでやるのか、は大事?―考えてみよう、立地というブランド―Ⅰ 2017-05-29
- 根性が違う、100歳の経営者魂―店長を震え上がらせた祖母の営業トーク―Ⅰ 2017-04-11
- どこでやるのか、は大事?―考えてみよう、立地というブランド―Ⅲ 2017-05-31
- 突破できるのか、業界の常識というハードル―業界の常識は世間の非常識??―Ⅱ 2017-04-04
コラムのテーマ一覧
- どーでもいいけど面白かったエピソード
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- どーでもいい話
- 危機管理について
- 専門性について考える
- 地方再生と地域活性化について考える
- ビジネスモデルについて考える
- 事業承継、後継者問題
- 新しい技術、時代について考える
- 業界について考える
- 歴史について考える
- 世代による考え方、行動の違いを考察する
- リーダーシップについて考える
- 日本の文化について考える
- 自分を振り返る
- 経営について考える
- 販売促進戦略
- 経営計画を考える
- コンサルティングについて考える
- 専門性を考える
- 新規事業(起業も含む)について考える
- ファッションについて考える
- 経済問題
- 人生を考える
- 社会問題
- 中小企業経営を考える
- 経営助言
- 経営革新支援
- マーケティング
カテゴリから記事を探す
海江田博士プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。