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海江田博士(かいえだひろし) / 税理士

税理士法人アリエス

コラム

お世話になったあの人に??―贈答文化について考える―Ⅲ

2018年8月20日

テーマ:日本の文化について考える

コラムカテゴリ:ビジネス

[誰も困らない??儀礼的なやり取り]


食べきれも飲みきれもしない贈答品の山。
さてこうなると、いったい贈答文化って何なのだろう、と疑問が湧いてきます。
本当にこんな習慣、あった方がいいのだろうか、と。

かつて「虚礼廃止のお願い」をもらったときに、その通りだな、と思いました。
少なくとも、儀礼的なやり取りは減らしていったところで、誰も何も困ることもないよな、と私も思ったのです。

日本の贈答文化は
「お世話になったあの人に、一年分のお礼と感謝を込めて。」
という広告コピーにあったように、感謝や礼節の印(しるし)だったのだろうと思います。
しかし、多くの場合実際にはお世話になった訳でもお世話した訳でもない人に、儀礼的に贈ったりもらったりしているのが現実なのではないでしょうか。

極めて儀礼的ではないか、と思える日本の贈答文化ではありますが、ほとんどすべてがそうか、というと、まあそうでもないケースもあるにはあります。

私のカミさんは、食べ物の好き嫌いのとても多い人で、私と違って「これは大好き」といった食べ物は数えるほどしかありません。
その代わり、たまにおいしいものに遭遇すると「これはいいわ!」と、知り合い中に贈ったりしています。

私が
「なんでそんなに贈りまくるの?」
と、半ばあきれて聞くと、
「だって本当においしいと思えるものにはめったに出会わないんだから、親しい人にはおすそ分けしてあげたいじゃない。」
との返事。
つい、うれしくってみんなに贈ってあげたくなるらしいのです。

私から見れば、「それにしてもどうかな?」と思えるくらいあちこち贈っているようですが、これは分からないではありません。
カミさんの場合、おいしさを分かち合いたい人だけに気持ちを込めて送っているのです。

まあこれが先述の
「お世話になったあの人に、一年分のお礼と感謝を込めて。」
という奴だろうと思います。
まあかみさんの場合は、お中元お歳暮の時期に関係なく贈っているようですが。



鹿児島の黒牛も贈答にはずいぶん使われているようですが・・・・

つづく

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