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海江田博士

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海江田博士(かいえだひろし) / 税理士

税理士法人アリエス

コラム

統計的にも減ってきている贈答品のやり取り―贈答文化について考える―Ⅱ

2018年8月17日

テーマ:日本の文化について考える

コラムカテゴリ:ビジネス

[大量に届けられる贈答品の始末は?]


私に関して言えば、元よりそれほど贈答品のやり取りの習慣は持っていなかったので、かつての父の家のようなこと(大量の贈答品)にはなっていませんでした。
確か、一度だけ事務所でも虚礼廃止のお願いの文書は配布したような気がします。
ただ、それもそう何回もしたわけではなかったのですが・・・

父や母の世代にはこの習慣が色濃く残っていたために、これらのやり取りがすぐに減ることはありませんでした。

それから更に月日が経ち、現在に至っています。
贈答品のやり取りは徐々に減って、だいぶ少なくはなってきています。

日本全体の統計的にはどうなのでしょうか。
かつてに比べてかなり減ってきているだろうな、とは推測します。

昔、タレントの堺正章が離婚した時に、奥さんの方がインタビューに応じて
「毎年、大量に届けられる贈答品の始末をどうしていいかわからず途方に暮れた。」
というような発言をしていたことを思い出します。

これに対して、芸能評論家みたいな連中が、「せっかくのいただきものなのに不謹慎な・・・」的なコメントを述べていましたが、私も家内もそうは思いませんでした。
堺正章のような大御所になれば、それこそ半端じゃない量の届け物が贈られてきたのだろう、と推察されます。

私の父に対してでさえ驚くほどの贈答品が届けられていたのですから。
芸能界の大御所へ届けられる贈答品となれば、その量も質も家人を困惑させるに十分だったのだろうと思います。

父もそうでしたが、大量に届けられたそれらの品々を、当の本人(堺正章)は、ほとんど口にすることはなかっただろうとも思います。
彼は、おそらく見ることすらあまりなかったのではないでしょうか。

実際、父もいただいたビールなど一人で飲み切れるわけもなく、私や弟がせっせと援護射撃的に飲んだのですが、それでもとても消化しできる量ではなかったのです。
そして、そうこうするうちに、また次のシーズンに贈答品として届けられたのです。




記念日に花を贈るくらいがいいと思うけどなあ・・・

つづく

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