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海江田博士

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海江田博士(かいえだひろし) / 税理士

税理士法人アリエス

コラム

虚礼を廃したところで贈答文化と向き合う―贈答文化について考える―Ⅳ(おしまい)

2018年8月24日

テーマ:日本の文化について考える

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: おもてなし サービスおもてなし 講座

[贈答文化はこれからも残るだろうけど・・・]


今では虚礼ではないかと思う日本の贈答文化。
つまり、本来の贈答文化というのは、利害関係のない相手に利害関係に抵触しない形で贈るのが本来の姿ではないのか、と思うのです。

そう考えると、ビジネスで何らかのやり取りをした相手は、逆にその対象に入れないのが筋ではないか、とも思います。
まあ、これは現実を無視した、ある意味極めて固い考え方なのでしょうが。


本来、ビジネスはそれに取り掛かって交渉なり作業を済ませ、完結した時点で、お互い納得のいく関係は終了しているはずです。
また、そうでなければならないだろうと思います。
それを後から、更にフォローするような形で何かアクションを付け加えるのは、余計なことのような気もします。


普通に考えれば、実際ビジネスで関連のあった人に、いちいちなにか贈っていたのではきりがないでしょう。
ただ、今の日本の場合、お世話になった人にというよりも、統計的にはビジネス関係者へのやり取りの方がはるかに多いのだろうと思います。


先述の「虚礼廃止」というのは、こういうことも含めて戒めているのでしょう。
本筋の仕事の内容よりも、そういった挨拶があったかなかったかで、相手に対する判断が左右されるようでは本末転倒もいいとこなのです。


贈答文化というのはこれからも残るだろうし、内需という点ではそれなりに国内消費の大きな一助となっていることも確かです。
とはいえ、私としてはできるだけ虚礼を廃したところで、今後も贈答文化というものと向き合っていきたいと思っているのです。



いろいろ言ってもこんなのもらったらうれしいかも(*^^)v


おしまい


【お知らせ】
海江田事務所は不便な立地(かなり田舎なもので・・)
にもかかわらず(むしろそのために)極めて眺望の良い
研究施設みたいなオフィスです。
とても感じの良い女性スタッフ(?)が淹れたてのコーヒーで
おもてなしいたします。
是非、一度遊びに来てください。
税務に限らず、経営全般のごご相談に応じます。
5年後の我が社が「見える化」できてすごくよかった、
というノウハウもありますよ。
皆様のお役立てることを心掛けています。

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