マイベストプロ石川
安江国昌

買い主の味方であることにこだわる住まい探しのプロ

安江国昌(やすえくにまさ) / 宅地建物取引業

フリープラス合同会社

コラム

眠れない人が心配する「睡眠負債」の正体

2024年2月26日

コラムカテゴリ:くらし

FREEplus(フリープラス)です。
石川県金沢市の小さな不動産屋です。

年を取るにつれて、長く眠れなくなりました。
誰しもに起こることだとは理解しながらも、内心では睡眠不足を悩んでいました。
そんな中、「8時間睡眠にこだわる必要はなく、むしろ深い睡眠を心がけた方がいい」という記事をみつけました。

ある研究によると、睡眠時間が平均6時間以下の人と9時間以上の人で、深い睡眠の量を比べたところ、6時間以下の平均は70分以上、9時間以上の平均は50分未満と、意外にも「睡眠時間が短い方が、深い睡眠の量が増える」という結果が出たのです。
さらに別の研究でも、6時間、10時間、16時間と「起きている時間」が増えるにつれて、「最も深い睡眠」「深い睡眠」ともに増えるという結果が出ました。
「深い睡眠の量」は「起きている時間」と密接な関係を持っており、深い睡眠の量を増やすには、起きている時間を増やすことが効果的だと分かったのです。

ですが一般的には「睡眠負債が溜まってしまうので、睡眠は8時間程度取るのが理想」と言われます。
「起きている時間を増やす」には「睡眠時間を減らす」ことになりますが、大丈夫なのでしょうか?

まず、睡眠負債は「日々の睡眠不足が積み重なり、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態である」と定義されています。
言い換えれば「睡眠時間が短くても心身に悪影響がなく、十分に健康を維持できる」のであれば睡眠負債は生じていない、のです。

皆さんは「ショートスリーパー」「ロングスリーパー」という言葉をご存じでしょうか?
「ショートスリーパー」は、6時間未満の睡眠でも十分に健康を維持できる、短時間睡眠体質の人のことを指します。
「ロングスリーパー」は、平均よりも多くの睡眠(10時間程度)を取る傾向にある、長時間睡眠体質の人のことを指します。
よく言われる ”8時間睡眠” は、健康を維持するための睡眠時間として「ロングスリーパー」には不足で、「ショートスリーパー」には余分なのです。

「8時間睡眠にこだわる必要はなく、むしろ深い睡眠を心がけた方がいい」というのは、「人によって必要とする睡眠時間は異なるので、気にしすぎなくても大丈夫」という意味もあるようです。

普段、4〜5時間程度しか眠れない私ですが、特に健康被害もないので「ショートスリーパー」といえそうです。
これまでは睡眠時間を気にしていたのですが、これからは「短くても質の良い睡眠」を心がけるようにします。
そのためには、寝る前にスマートフォンを見る癖を止められるのか、が課題になりそうです。

この記事を書いたプロ

安江国昌

買い主の味方であることにこだわる住まい探しのプロ

安江国昌(フリープラス合同会社)

Share

安江国昌プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
076-255-3240

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

安江国昌

フリープラス合同会社

担当安江国昌(やすえくにまさ)

地図・アクセス

安江国昌のソーシャルメディア

instagram
Instagram
rss
ブログ
2024-05-03
facebook
Facebook

安江国昌プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ石川
  3. 石川の住宅・建物
  4. 石川の不動産物件・売買
  5. 安江国昌
  6. コラム一覧
  7. 眠れない人が心配する「睡眠負債」の正体

© My Best Pro