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鳥海淳

住宅資金計画や住宅ローン選びに特化したお金のプロ

鳥海淳(とりうみじゅん) / ファイナンシャル・プランナー

FP Wealth Partner

コラム

住宅購入の際に頭金は必要??

2023年6月11日

テーマ:住宅ローン、頭金

コラムカテゴリ:住宅・建物



おはようございます。

今回は

『住宅ローンを利用する際に頭金は必要か?』という話題。

皆さんは、住宅ローンを利用しようとした時に多くの方が

頭金の事を気にされると思います。

例えば

『頭金はやっぱり必要?』

『頭金はいくら必要?』等

では、なぜ住宅ローンを利用する際に頭金が必要なのか?

それは、多くの金融機関では皆さんに融資する金額は

住宅購入価格の全額ではなく、おおよそ住宅購入価格の

8~9割だからです。

購入価格の全額ではないために残金を頭金として充当する

必要になるからです。

また、金融機関によっては頭金の金額が最低でも1割が必要と

している金融機関もあります。

もし、頭金が1割に満たなかった場合はどうかというと

融資の際の金利が高くなったり、

審査基準が厳しくなったりという場合があります。


しかし、最近では頭金が無しでも融資してもらえる金融機関も

増えてきています。


ただ、住宅購入の際には住宅そのものを購入するためのお金と

あと『諸費用』というものが必要になってきます。

諸費用はおおよそ住宅購入価格の3~10%と言われています。

この割合の幅が広いのは購入する物件により異なっているからです。

この諸費用の支払いのためにもお金が必要になります。

つまり、住宅購入の際には『頭金』、『諸費用』の支払いの

ためのお金、『自己資金』というのが必要なのです。

ですので、住宅購入費は皆さんのお手元の『自己資金』と

金融機関からの『住宅ローン融資額』の合算となる訳です。

では、もし皆さんがこれから住宅を購入しようとした際に

ご両親からの援助もあり手元に十分な自己資金があった場合は

全額住宅購入費に充当すればいいのでは?と思われるかもしれません。

もちろん、十分な自己資金があり、住宅購入費に充当できれば

金融機関からの融資金額も抑えられるので、毎月の住宅ローンの

返済額は少なくて済みます。

しかし、もしこの先何か以前の感染症のような未憎悪の事が

発生した場合の事も考えてある程度は手元にお金を残しておく事も

考えてお金ければなりません。

では、いくら手元に残しておくと良いのか?

一般的は6か月分と言われていますが、今回のコロナ感染症に

ついては、約3年の月日を要して現在に至っています。

この先、今回と同じような事が発生しないとも限りません。

もし、発生した場合には本当に6か月分の金額で大丈夫なのか?

約3年分必要なのでは?と考えたりもします。

仮に3年分必要としてそれなりの金額を手元に置いておくとなると

これから住宅購入を検討されている方にはハードルが非常に

高くなりますよね。

では、どうすればいいのか?

やはり、住宅ローンの返済計画を作成の段階で

今後、予期せぬ出来事が起こる可能性があるとして

少なくてもいいのから生活防衛資金を確保しつつ、

毎月の住宅ローンの返済を確実に支払できるような

資金計画が必要になってくるでしょうね。

この記事を書いたプロ

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