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コラム

寄せワンを取りたい方のためのアプローチ講座 第3回

2018年2月26日 公開 / 2019年10月17日更新

テーマ:アプローチ

寄せワンを取りたい方のためのアプローチ講座 第3回

今回は、バンカー越えのアプローチです。
先に状況を説明しておきますと、ボール地点のライはほぼ平坦。ラフには沈んでいません。
バンカーの幅は約7メートル。ピンはセンターで、ボール地点から約20ヤードです。
生徒さんのハンディキャップは16。いい時は80台前半が出ますが、悪いと100を叩くこともあります。レッスンを受けだして、まだ1ヶ月ほどです。
(以下、生は生徒さん。私は私です。)

生『先生。もう一回バンカー越えのアプローチ教えてください。』
私『いいですよ。どうかしましたか?』
生『先日のラウンドで、バンカー越えのアプローチしくじって、放り込んでしまいました。』
私『どんな感じだったんですか?』
状況は冒頭で説明した通りです。
生『チョッとグリーン面がボールより高かったんですよ。で、上げなきゃ・・・と思ったら、トップしてバンカーの顎に刺さりました。』
私『チョッと構えてみてください。あごは・・・そうですね、あの外側の黒丸くらいでしょうか?』
生『はい、ちょうどあれくらいの高さでした。』
生徒さんのセットアップを診て、一発でミスの原因がわかりました。
私『左を向いて右に打とうとしていますよ。』
ロッドを使って足の位置を示しました。
生『え?でもオープンに構えるんじゃないんですか?』
私『はい、良く受ける質問です。では何故オープンに構えるんですか?』
生徒さん、キョトンとしています。おそらく今まで、アプローチはオープンに構えると根拠もなく盲信していたのでしょう。
生『えっと・・・え?』
私『まずオープンありきじゃないんですよ。左のつま先をやや引くのは、グリップの通り道を開けるためで、別にオープンに構えないといけないわけではないのです。現に、何故オープンに構えるのか?の説明ができなかったでしょう?(笑)』
生『いや、でもいろんな本とかレッスン動画にはオープンに構えるって・・・』
理屈を理解せずに、レッスン書や動画を盲信するのは危ないんです。
私『いいですか?ちょっとこの絵を見てください。』
私は簡単な絵を描いて説明しました。

私『黒いのが、ややオープンなスタンス。赤いのが左を向いたスタンスです。』
生『はい。』
私『わかりますか?左を向くとボールの位置が相対的に中に入る=右足寄りになるでしょう?』
生『あぁ!本当ですね!』
生徒さん自身にもやってもらい、実体験していただきました。
私『この位置で打つと、インサイドアウトの軌道になりますよね?』
実演を交えながら説明しました。
生『あっりゃあ~! 本当ですね!』
私『ではフェース面はどうなってますか?』
生『うわっ! めちゃくちゃフラットに入ってきますね?』
私『そうすると、フェースのどの部分で当たるでしょうか?』
生『エッジに当たります。そうか、そりゃトップするのも当たり前ですね(苦笑)』
私『ミスの原因はご理解頂けましたか?』
生『はい、わかりました。』
私『ではアプローチの手順を一からやり直してみましょう。』

私『まずスタンスは基本的にスクエアです。』
生『はい。』
慣れた左向きに対して、少し構えにくそうですがちゃんとやってくれています。
私『SWのフェースは、ポンと置いた時に、やや開きますよね?これが基本形です。シチュエーションに応じて、閉じたりもっと開いたりを加減します。この場合、キャリーで10ヤード、ランで数ヤードですから、開き具合は基本形でいいでしょう。』
開くのには抵抗感が強いようですが(見ていたら分かります(笑))
私『大丈夫ですよ。開くことによってバウンスが効きますから、ザックリが減ります。思い切って開いてみてください。』
こわごわながらも開いてくれました。
私『基本的にセンター体重です。グリップエンドの上にあごが乗る感じです。』
過去のコラムを読まれた方ならお判りでしょうが、転がす時とは違いますね?。
生『ボールの位置は?』
私『左かかとの線上でいいです。で、右のつま先を軽く・・・いや、思い切って開いてください。』
生『え?! 右を開くんですか?』
私『はい。ただし、かかとを後ろに引くのではなく、かかとの位置はそのままで、つま先だけを開きます。』
生『こうですか? でも・・・なんか左に乗りにくいですね?』
私『はい、そのために開くんです(笑)』
生『左に乗らないために?』
私『えぇ。左に乗れないと、体のセンターでクラブがクルッと廻るでしょう?』
生『ありゃ!本当だ! でも、インパクトが弱くないですか?』
私『そうです。強く入れないための構えなんです。体重移動を強くし過ぎてしまうと、フェースが閉じて入ってホームランになりやすいでしょう?』
生『なるほど!』
その後、シミュレーターを使って距離等を計測しながら練習しました。
私『バンカー越えのアプローチでは、まずバンカーを超えることが第一です。そのためには『超える高さが出せる構え』が重要になってきます。』
生『上げよう!とするんではなく、上がる構えを作るんですね?』
私『そうです。距離感は、普段の練習で養わないといけませんが、高さが出せれば距離感の練習だけをすれば済みますから。』
生『わかりました。また練習してみます。』
次回のラウンドでは、頑張って成果を出してほしいですね(笑)

まとめ
バンカー越えのアプローチ

ボール位置は、左かかと線上。
スタンスは基本的にスクエア。やや(数センチ)左かかとを後ろに引く程度。
体重配分は左右均等くらい。
セットアップでは、グリップエンドの上にあごが乗るくらいの感じ。
               ↓↓
         ハンドファーストには構えない!
フェースは、ポンと置いた時に自然に開いた位置(状況によって変わります)
右のつま先を開く(かかとを下げるのではなく、つま先だけを開く)
ヘッドから上げて、ヘッドから下ろすイメージで打つ(力は要らない)
距離感は、普段の練習で養う

お役に立ちましたでしょうか?
実際にお知りになりたい方は、気軽にオーシャンゴルフアカデミーにお越しください。
分かりやすくお教えしますから(笑)

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深田洋史

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