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ゴルフ頭痛 椎骨動脈解離(ついこつどうみゃくかいり)について

広島の頭痛外来

2018年3月25日 / 2018年8月19日更新



ゴルフ頭痛


ゴルフをして汗をかいた後に片頭痛がおこったり、労作時頭痛がおきたりします。
これらは、通常は良性の頭痛です。

しかし、危ない頭痛もおこります。
ゴルフのスイング時に注意してください。
首をひねる動作で首にある椎骨動脈という血管の壁がさけることがあります。

ドライバーで球をうった瞬間に、くびの後ろに激痛がはしります。
その場ですぐに倒れることもありますが、さけた血管がひろがり徐々に症状がでます。
・めまい
・はきけ
・ふらつき
また、そのときの激痛はやわらいでも数日後に急にめまい・はきけ・ふらつきの症状がおこる場合があります。
スイング直後の後頭部の激痛は、首を急にひねることにより頸椎の中をはしる椎骨動脈の血管壁がさけたときの痛みです。

血管壁は、外側から外膜、中膜、内膜といったように三層でできて


・外膜と中膜の間がさけて血腫がたまるようになる場合
・中膜と内膜の間がさけて血腫がたまるようになる場合
このふた通りが主におこるとされております。
この血管壁がさける状態を椎骨動脈解離(ついこつどうみゃくかいり)といいます。
・外膜と中膜の間がさけて血腫がたまるようになる場合
椎骨動脈がプクッと腫れて紡錘状(ぼうすいじょう)の動脈瘤をつくります。
この動脈瘤を別名、解離性動脈瘤(かいりせいどうみゃくりゅう)ともいいます。
最悪、血管が破れてくも膜下出血にいたることもあります。
・中膜と内膜の間がさけて血腫がたまるようになる場合
動脈壁が徐々に裂け、そのせいで椎骨動脈のなかが狭くなったり血の固まりができます。
その結果、その先の脳幹部や小脳への血流が行かなくなり脳梗塞を起こすこともあります。
ゴルフ以外にも「未熟者によるカイロプラクティックで施術者に首を左右にひねられた後、椎骨動脈が解離した」などの報告もあります。

ゴルフのスイングに癖がある飛ばし屋のかたに起こるといわれます。
球を打った直後に、急に首をひねって飛球方向をみるという動きは禁物です。
ゴルフのスイングの基本は首を止めてスイングをすることのようです。
これを守ることが、この恐ろしい椎骨動脈解離(ゴルフ頭痛)を予防することになるといえます。

国立仙台病院脳卒中センターからも四人のゴルフ頭痛の症例の発表


1998~2000年の2年間で4人の経験のようです。

30歳代のかたが三人と50歳代のかた一人です。
50歳代の患者さんには高血圧と糖尿病がありましたが、他の三人のかたには持病はありませんでした。
この四人に共通してたのは、いわゆるハードヒッター(飛ばし屋)だったとのこと。
ハンディーは推定20-36の腕前とのこと。
4人中3人は運動機能をつかさどる小脳や延髄に脳梗塞がありました。
安静と血圧の厳重なコントロールで3週間で全員が回復して退院できたそうです。

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