まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ広島
井上健

頭痛診療のプロ

井上健(いのうえけん)

いのうえ内科脳神経内科クリニック

お電話での
お問い合わせ
082-233-0747

コラム

片頭痛で抗うつ薬をだされた方へ!!

広島の頭痛外来

2018年3月4日 / 2018年8月19日更新



うつ病でないのに抗うつ薬をだされて医療不信になられてませんか?

「確かに問診のときに、少し気分がさえないことを言った。
だから先生は抗うつ薬をだしたんだ。」

「でも、わたしは絶対にうつ病やうつ状態ではない。
こんな薬飲めなんてひどすぎる。
先生はこの頭痛をストレスのせいだと思っているにちがいない。
偏見だ。
もう二度とそのクリニックにはいかない。」
そう、思われたことがある方はいませんか?

当院では、私やスタッフがよくよく説明をしてます。
「このお薬はうつ病のお薬で作られました。
でも今ではうつ病としてより片頭痛や緊張型頭痛の治療薬として使用されることが多くなりました。
とくに私が出すような小用量ではこのような古いお薬をうつ病を治そうとして処方する精神科の先生は少ないですよ。」
このような説明をしております。

つまり、このお薬は本当に片頭痛の予防薬として処方するのです。
アミトリプチリンというお薬です。
くすりの説明には、確かに抑うつ状態改善のお薬だとか夜尿症のお薬だとか書いております。
しかし、説明書によっては片頭痛予防薬や緊張型頭痛のおくすりと書いているものもあります。
つまり、どちらにも効果あることが認知されております。

医師はよく、うつ病のことを「脳の神経伝達物質の不均衡と説明します。
セロトニン、ノルエピネフリン、GABAのレベルの変化は、痛み、気分、血圧、発作のリスクなどにも影響します。
このために、アミトリプチリンが様々な疾患の治療に効果があるのです。

昔、抗うつ薬の治験が行われたときに、治験に参加した患者さんの集団が、片頭痛も改善したと報告されました。
このため、一時は、片頭痛は実はうつ病の兆候であるから抗うつ薬が効果あったのではと考えられることがありました。
ところが、うつ病のレベルで検討すると、片頭痛の症状は、抗うつ薬によってうつ病が改善された人たちも、改善しないかった人たちも同様に軽快していたことがわかりました。
つまり、片頭痛はうつ病の兆候ではない、そして気分の障害の有無にかかわらず、抗うつ薬は、片頭痛の予防的治療に有効だと判明しました。

同様に、降圧薬も片頭痛の予防薬として使用します。
おなじく、血圧が高くない人にも作用して片頭痛の症状を緩和します。
抗てんかん薬も、てんかん発作をおこしたことがない患者さんの片頭痛の症状を緩和します。
これは、高血圧の人の血圧や、てんかんの人の発作に影響を与える神経伝達物質が、片頭痛にも影響をあたえるためだと考えられているからです。

当院を受診していただけるかたへ

当院は予約なくても受付時間内でしたらいつでも受診されてください。
初診のかたは初診受付というシステムもつかっております。
ホームページ右上からお入りいただけると助かります。
*当院の前の道路(江波線を東に一本入ります)は南から北の一方通行ですのでお気をつけください。

この記事を書いたプロ

井上健

井上健(いのうえけん)

井上健プロのその他のコンテンツ

Share

井上健プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
082-233-0747

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

井上健

いのうえ内科脳神経内科クリニック

担当井上健(いのうえけん)

地図・アクセス

井上健のソーシャルメディア

youtube
YouTube
2018-07-27
facebook
Facebook

井上健のソーシャルメディア

youtube
YouTube
2018-07-27
facebook
Facebook

井上健プロのその他のコンテンツ