太陽光発電について⑤~国土を破壊しているとしか思えない。
蒸散とは植物が水蒸気を出すことです。
全ての植物は、根から水を吸い上げ、余った水分を主に葉の裏から水蒸気として放出します。蒸散すると出された水蒸気はすぐに蒸発し空気中の熱を奪います。つまり、温度が少し下がるのです。夏に森の中に入ると涼しいと感じる理由は太陽を遮って木陰が出来るだけではないのです。
植物はCO2を吸収するだけではなく、蒸散で気温が高ければ温度を下げることもしています。前回まで書いた、木を伐採して太陽光パネルを設置するとCO2を吸収しなくなるだけではなく、蒸散もなくなるため、気温が上がることになります。
④まで書いた太陽光パネルはいわゆるメガソーラーのことですが、何にも使っていないからといって野原の上に設置してもCO2を吸収しなくなり、蒸散もしなくなるのです。
太陽光パネルがエコと言われると何をしてもいいのではないと思います。そもそも人工物で自然環境を破壊しない物などあるのでしょうか。
このように考えると、太陽光パネルを設置していい場所は人工物の上だけになります。
次回は、『太陽光発電について⑦~太陽光パネルを勧めなかった理由』です。
YouTube公開しています。(https://www.youtube.com/channel/UCSOQJJSB9gBnpWeXIWnSacg)
---------1955年以来の信頼と実績---------------------------
まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
-------------------------------------------------------------------------