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太陽光発電について⑥~蒸散が減る

鈴木敏広

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テーマ:住宅の設備

蒸散とは植物が水蒸気を出すことです。

全ての植物は、根から水を吸い上げ、余った水分を主に葉の裏から水蒸気として放出します。蒸散すると出された水蒸気はすぐに蒸発し空気中の熱を奪います。つまり、温度が少し下がるのです。夏に森の中に入ると涼しいと感じる理由は太陽を遮って木陰が出来るだけではないのです。
太陽光発電⑥
植物はCO2を吸収するだけではなく、蒸散で気温が高ければ温度を下げることもしています。前回まで書いた、木を伐採して太陽光パネルを設置するとCO2を吸収しなくなるだけではなく、蒸散もなくなるため、気温が上がることになります。

④まで書いた太陽光パネルはいわゆるメガソーラーのことですが、何にも使っていないからといって野原の上に設置してもCO2を吸収しなくなり、蒸散もしなくなるのです。

太陽光パネルがエコと言われると何をしてもいいのではないと思います。そもそも人工物で自然環境を破壊しない物などあるのでしょうか。

このように考えると、太陽光パネルを設置していい場所は人工物の上だけになります。

次回は、『太陽光発電について⑦~太陽光パネルを勧めなかった理由』です。


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鈴木敏広(一級建築士)

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木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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