WB工法体験記⑥~断熱材の役目
今回はフローヘルスについて説明します。「WB工法体験記②」の図を参照してください。
上の写真がフローヘルスです。丸い穴が5カ所空いています。この写真の部材を居室(居間や寝室)には最低2カ所、トイレ、洗面などは一カ所、壁の一番下、巾木のところに付けます。スライドすると開き室内の床下の空気を入れ、部屋の空気を第二通気層に入れます。
「WB工法体験記②」の図では夏は開、冬は閉と書いてありますが、私の家は夏はもちろん冬も開いています。空気というのは汚れると重たくなりますから、床の上にフローヘルスのような換気口を付けると汚れた空気を排出してくれます。開いていれば部屋の空気は常に動いていることになり、シックハウス対策になるのです。
夏も冬も開いていると第二通気層に室内の空気が混ざることになります。第二通気層の空気の温度は夏には下がり、冬には上がります。②では説明しませんでしたが、フローヘルスには室温を調節する、汚れた空気を排出するなど重要な役割があります。
次回は、『WB工法体験記⑬~夏は空調服、冬はセーター』です。
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