坪単価について②~形が違えば価格は変わる
前回の質問に関して、3つのことについて書きました。
一つ目は前回のCに関して、なぜ修理でなく葺き替えなのかがわからないこと。別の場所で漏っていると書いてあるだけで、数年前の地震の時は漏ったところだけ修理したのですから、漏っているヵ所が少なければ今回も修理すればいいのではないのかと考えたからです。
二つ目は前回のFに関して、数年前の地震時の修理費用を(見積もりを出した)3社が高額だと言ったことについてです。地震直後の写真やその時の見積もりなどを見て3社が判断したのかと書きました。
もちろん見積もりを出した3社がどのように言ったのか私には分かりませんが、修理し終わったところを見ても、どのような被害だったのかが分からないと修理金額などわからないはずだからです。
災害で被害が出ると、応急修理、落ち着いてから被害状況を確認、見積もりの作成、(ほとんどの方が保険に入っていますから)火災保険の資料、保険会社の審査が通ってから工事になります。
ですから、平時と災害時の非常時は違うと考えてくださいと書きました。災害時の写真や、詳細な見積もり、工事中の写真などがあれば、金額が予測できるかもしれませんが、修理した後だけを見ても金額は分からないのです。
三つ目は工事についてです。屋根面積が大きく築年数がたっていることから、金属屋根では下地を大幅に修理しないと工事できないと書きました。瓦に比べ金属は厚みがないため、下地の状態が悪いと施工困難となる可能性があります。そうなると屋根下地をかなり直さないといけません。
以上のことを加えて手紙を郵送し返事を待ちました。
次回は、『相見積もりのムダ2④~Aさんからの電話 』です。
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