工務店選びで大事なことは、ハッキリ言ってくれる人との出会い②～片流れ屋根の話
コラム「セミオーダー住宅④」に相談者に、このメールをコラムにしていいですかという私のお願いに対して、OKの返事と共に
「(家づくりで)後悔する方が減ることを私は望みます。」
と書かれていました。
後悔しないようにするには、工事中を見に行ったほうがいいと思います。⑦に書いたように相談者も工事中に見て気づいて変更できれば、自分の要望が通るのですから相談してよかったと思ったのではないでしょうか。
コラム「最近の家のて方①～ある雨の日に (最近の家のて方①～ある雨の日に参照)」に書いたように、雨が降っているのにレッカー作業をするメーカーがあります。工場で作った外壁パネルを吊り込んでいましたから、外壁パネルを濡らしたまま取り付けています。
本来は、（雨降りでないときに）屋根、外壁の工事をして、雨の影響がなくなってから内部の工事をします。こんなことは当たり前のことなのですが、最近はこの当たり前のことがおろそかになっているようです。日本のように雨の多い国で家を作る以上、雨の影響を受けない、最小限にすることは守らないといけないと思います。
大きな住宅会社だから信用できると考えるのは間違っていると私は思います。どんなに完璧な図面を作成しても工事がだめならダメで、一番大事なことはできた家がちゃんと作られているかだと思います。
注文住宅なら「工事中は自由に見に行く」ことを条件にすることをお勧めします。
次回は、『工務店選びで大事なことは、ハッキリ言ってくれる人との出会い⑨～メーカーの限界？』です。
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