セミオーダー住宅③~メールの相談からその三~4、5、6回目のメールと返信
相談者の書いたメーカーへの⑤に書いた相談者の文に
「パソコンでチャチャとしているから適切なアドバイスも何もないのか」
という文がありました。
メールには、相談者が要望を言ってもまともな返事はなく、ほとんどアドバイスもなく進んでいったようですから、この担当者は、設計の能力もない(⑥に書いたようにメーカーの規格といたことは理解していない)と思われます。相談者も書いていますが、相談者の意見を聞き、それに対して専門家としての意見を言ってプランをまとめるのが設計担当者の仕事と思いますが、そうではないようです。
相談者の住宅の設計は誰が責任者なのでしょうか。もちろん、設計者の名前は会社の設計部の有資格者の名前が書かれていると思いますが、相談者の文を読んでいると誰かわかりません。営業マン、出てこない設計士(相談者の前には一度も現れなかったらしい)、それとも…。
コラム「基礎について⑨~現場を見て設計しているか」(基礎について⑨~現場を見て設計しているか参照)に現場を見て基礎の高さを決めているのかと疑問を書きましたが、このメーカーの設計士は、現場どころか施主の顔を見ないで設計しているようです。
「諸君、明日はもっといいものを作ろう」(建築は大工が作ってきたが7参照)は、サクラダ・ファミリアの設計者アントニオ・ガウディの言葉です。ガウディは、毎日、現場に行き、帰り際に職人たちに上記のように言って帰ったそうです。建築物は作ることが大事で、会社の決めた仕事をすることではないはずです。
次回は、『工務店選びで大事なことは、ハッキリ言ってくれる人との出会い①~相談者とメーカーのやり取り』です。
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