瑕疵保険(かしほけん)はどうなった?①~週刊文春3月23日号の欠陥住宅の記事
今年の6月18日に起きた大阪府北部の地震で小学校のプールの塀が倒れ、通学中の女の子が塀の下敷きになり亡くなった事故の市の調査委員会の報告の記事がありました。
ブロック塀が倒れた理由は「ずさんな施工」と結論づけられました。その内容は三つになっていて
1 鉄筋の施工不良
2 定期点検で危険が見過ごされたこと
3 教育委員会や学校関係者の意識の低さ
となっていていました。
それに加えて工事した施工業者も解散、設計図もないことなど、ブロック塀が作られた状況がわからないと書いてありました。
私がコラム「地震で倒れた塀の記事から」(コラム;「地震で倒れた塀の記事から」 参照 )で指摘したことは何もありませんでした。
私が指摘したことは
1 元々はフェンスがありそれを撤去してブロックを積んだため鉄筋を正規の方法で入れることは不可能なこと
2 控え壁をつければ、プール側に作ることになり、プールを利用する子供たちがケガをする可能性があること
3 鉄筋も入れられない控え壁も出来ないため、そもそもブロック壁の工事を選んだことが間違っていること
上記のことは一切書かれていませんでした。
ブログで書いたようにブロックを積んだ目的は視線を遮ることです。ブロックでないと視線を遮る方法がないわけではありません。
次回は、『地震で倒れた塀の記事から2 ② 』です。
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