瑕疵保険(かしほけん)はどうなった?①~週刊文春3月23日号の欠陥住宅の記事
前回、前々回で、この工事について、そもそも後施工でコンクリートブロックを8段積む工事自体が間違った工事だというのが私の意見と書きました。
いままであったフェンスを撤去してコンクリートブロックを積んだ理由は、外から見えるためでした。道路側からの視線を遮ることが目的で、防火などの理由で燃えない塀が必要だったわけではいのです。
視線を遮るだけなら、他の方法が考えられます。
最も簡単な方法はプールを使用するとき布のようなものをフェンスに張ればいいと思います。そんな簡易的な工事ではダメだというのなら、コンクリートブロックを2段積んで目かくしになるフェンスをたてるなどが考えられます。後施工アンカーでも2段ぐらいはブロックが積めますから、2段積んでアルミの目隠しフェンスを立てればよかったのです。アルミフェンスなら軽いため、ブロックに掛かる負担も少なくできます。
次回は、『地震で倒れた塀の記事から⑥~リフォームは難しい』です。
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