足場を架けたら②~足場は他の工事のために
見るだけではありません。触ることができます。たとえば、前回書いたような外壁で同じ面なのに色が違う、艶がない場所などを触って確かめることができます。
時には釘を抜いて外壁材をはがし、雨漏りのあとを探したこともあります。全て足場がないとできません。足場があれば外壁や屋根など外回りの点検ができるのです。
最近は、窯業系サイディングの家が多いですが、材料の継ぎ目のシール材の状態は、近くで見て触ってみてわかることがあります。ひび割れや、サイデイング材との隙間があれば見るだけで状態がわかりますが、見た目悪くなくてもシール材を指で押してみると、弾力がほとんどない場合があります。弾力がなくなっていると外壁材の動きに付いていけません。その時は良くてもいつひび割れたり、すき間が開くかわからないのです。特に日が良く当たり、雨風が良く当たる場所は、要注意です。
触って確認して分かることもあるのです。
次回は、『足場を架けたら⑤~塗るだけではもったいない』です。
---------1955年以来の信頼と実績--------------
まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
---------------------------------------------