熊本地震で起きたこと、分かったこと④~「新耐震」でも壊れた
このコラムを書いたのはTVのコマーシャルを見てビックリしたのがきっかけですが、そのために色々調べました。震度は気象庁が決めとモノなので気象庁のホームページをはじめに見たのですが、(私の調べ方が悪いかもしれませんが)96年以降と以前の関係については肝心なことがよく分かりませんでした。
一つ目は震度を漢字表記ではなく0から7までの数字にしたことです。漢字表記をやめた理由は、気象庁のホームページには見当たりませんでした。漢字表記は気象庁が決めたから表記の仕方を変更するのは自由と思っているのでしょうか?100年以上使っていた表記の仕方ですが…。
二つ目は④にも書いたように震度と加速度の関係が書いていない事です。加速度が大きいと震度が大きいとは限らないからかもしれませんが、震度に対して加速度は範囲があるのですから書けないはずはないはずです。それとも、800galを超える加速度が次々と記録されたためやめたのでしょうか?
三つ目は、震度5と6に強と弱を作ったことです。強と弱を付け加えるのではなく震度7の上に震度8と9を作り0~9まで10段階にするか、もしくは世界基準に合わせ12段階にした方がいいと思いました。そうすれば、震度7の加速度は400galのままにしておいて震度9の加速度を800galにすればいいと思います。地震の多い日本で、震度が世界基準より数が少ない10段階しかない、また、震度5弱と5強、6弱と6強という震度には中途半端な感じをするのは私だけでしょうか?
次回は、「震度について⑥~周期のこと」です。
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