元気な老夫婦
笑意軒から新御殿へ向かうとき、池越しに笑意軒を見ると敷地の先端に小さな箱が、あれも燈籠かと望遠で写真を一枚。後で調べると笑意軒の船着き場にある三光燈籠でした。満月の○と三日月の穴が開いた、箱を地面においたような小さな燈籠でした。
新御殿、中書院、古書院は前を通るだけで残念。写真で何度も見た古書院の月見台は外から見るだけ…部屋の中から月見台越しに庭を見たかったのですが、中には入れないので思っていた風景とはほど遠かったです。
月波楼に着きました。月見台が昇る月を見る場所なら、月波楼は池に映った月を見る建物で、また、建物は舟に見立てられていて、天井は舟の底のような舟底天井、部屋からは舟から池を見ているようにつくられているという説明でした。図を見ると、月波楼の部屋は東と南を向き、東は池越しに外腰掛けの方を、南は池越しに天橋立から笑花亭のあたりまで見えるようでした。
帰ってから松琴亭に向かう途中で池越しに撮った写真を見ると、月波楼の屋根が刈り込んだ垣根の上に乗ったように見えます(月破楼は手摺より下が見えません)。垣根を舟とすれば月破楼の屋根は屋形舟の屋根のようです。
次回は、桂離宮を訪ねて⑧~真の飛石 です。
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