「新耐震住宅でも倒壊の恐れ8割」の記事より~なぜ倒れない家を調査しないのか?②
案内の人の誘導で、外へ、御幸道の橋の前で見学についての説明がありました。
・所要時間は約1時間
・写真OK、但し危ないので橋の上では撮らないように
・所々での説明は見学者が多いので集まらないでも始めること などでした。
説明の後、橋を渡り、左に舟が浮かんでいるのを見て、御幸道を表門へ向かいました。道は足がすべらないように小石を埋め込み、水がたまらないように蒲鉾(かまぼこ)型にした道でした。この道を霰(あられ)こぼしと呼びます。
御幸道の突き当たりを左折れて茅葺きの御幸門をくぐると表門が見えました。なんと表門とは桂駅から歩いて来たときに見た竹の門のことでした。あの竹の門が表門?あまりに質素でビックリ。お寺のようなギィィーと開いてドォォーンと閉まるような大きな、重たい門をイメージしていたのですが、フーと開いてタンと閉まるような門でした。
案内の人の説明の中で何よりも驚いたのは、駅から受付まで来るときに川沿いに見た笹の垣根(①の絵参照)は生きている竹を折り曲げて垣根にしていて、垣根になるような高さの低い竹が植えられているわけではないことでした。この垣根を「桂垣」と呼ぶそうです。
次回は、桂離宮を訪ねて③~外腰掛と二重升型手水鉢 です。
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