Mybestpro Members

鈴木敏広プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

尺とメートル①~尺とは

鈴木敏広

鈴木敏広

テーマ:尺とメートル

自社に大工がいること1つの理由ですが、一時大工をしていたこともあり、図面をメートルでなく尺で考えて描いています。このコラムは、その理由について書いていきます。

尺とは長さの単位で、メートル法に直すと約0.303m(30.3㎝)の長さです。戦後改正されるまで普通に使われていた長さでした。たとえば、身長170㎝を5尺6寸一分、181.8㎝を6尺といったように表していました。メートルは通常は使われていなかったのです。

尺の下は寸(尺の10分の一)、その下は分(尺の100分の一)、その下は厘(尺の1000分の一)その下は毛(10000分の一)、逆に尺の上は間(尺の6倍)、その上は丈(尺の10倍)、その上は町(間の60倍、尺の360倍)、その上が里(町の36倍、尺の12960倍)となります

この中で尺の6倍の1間(約1.82m)は現在でも住宅の基本寸法となっていて、1間×1間の面積、1坪(約3.3㎡)は面積の基準となっています。広告などに書いてある坪単価の坪とはこの面積のことです。

尺とm

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

鈴木敏広
専門家

鈴木敏広(一級建築士)

まちの大工さん 鈴木工務店

木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

鈴木敏広プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

長く愛される住まい作りにこだわる一級建築士

鈴木敏広プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼